海を感じるプライベートステイ

横浜・みなとみらいのふ頭にたたずみ、三方を海に囲まれた「インターコンチネンタル横浜Pier 8」。今と昔、西洋と東洋が交差するこの場所で、最高のくつろぎをぜひ味わいたい。

Text Mizuki Ono

横浜・みなとみらいのふ頭にたたずみ、三方を海に囲まれた「インターコンチネンタル横浜Pier 8」。今と昔、西洋と東洋が交差するこの場所で、最高のくつろぎをぜひ味わいたい。

海を感じるプライベートステイ、インターコンチネンタル横浜Pier 8
最高級のシグネチャースイート。133㎡の広々とした室内は、リビングルームやプライベートキッチンを有した優雅な空間。ファミリーでの滞在もおすすめだ。

窓の外に広がる海は青く輝き、静かに流れる時間の隙間を縫うように、潮風が頬をなでていく。東京都心からほど近い、横浜・みなとみらい。新港ふ頭に1914年に設置された日本初の湾港荷役専用クレーン、ハンマーヘッドクレーンの眼前にたたずむ、知る人ぞ知るラグジュアリーホテルがある。インターコンチネンタル横浜Pier 8(ピア エイト)。「海の玄関口」としての横浜の歴史と、西洋を取り入れて進化した独自の文化を感じながらプライベートな安らぎを実現する、滞在型リゾートだ。

特筆すべきは、なんといってもその恵まれたロケーションだ。三方を水に囲まれた希少な立地だから、全173室の客室からの眺めも、例外なく無上のものである。最高級のシグネチャースイートは、ホテル最上階のコーナーに2部屋のみしつらえられており、どの部屋の窓からも横浜の海を見渡すことができるぜいたくなもの。プライベートバルコニーからは、遮るものなく海と街の情景をひとりじめ。都会の騒がしさを忘れ、ゆったりとした時間が過ごせることうけあいだ。ほかにも、四季折々の植物が芽吹く、美しい日本の島々をイメージした中庭を望むジュニアスイートや、各フロアのコーナーに位置し、昼夜で異なる海や街のパノラマを望むことができるコーナースイート、コンパクトながらも間近に海や街を感じられるクラシックルームなど、豊かな見晴らしの客室がたくさん。内装には船のモチーフを取り入れ、まるで海の上を旅しているかのような非日常を味わわせてくれる。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「Nileport」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。