安全安心の再生医療を

国内で唯一、ISO9001を取得した工場で精製したエクソソームを使用し、安全安心の再生医療を通じて病気にならない体作りをサポートするReM CLINIC。今回は、厳しい品質基準をクリアしたエクソソームとその効能について、銀座の中心部に2月にオープンした同院の岩田敏院長とボルドバイオテクノロジーのエルドン・ボルド代表取締役社長に話を聞いた。

Photo Masahiro Goda  Text NILE’S CODE

国内で唯一、ISO9001を取得した工場で精製したエクソソームを使用し、安全安心の再生医療を通じて病気にならない体作りをサポートするReM CLINIC。今回は、厳しい品質基準をクリアしたエクソソームとその効能について、銀座の中心部に2月にオープンした同院の岩田敏院長とボルドバイオテクノロジーのエルドン・ボルド代表取締役社長に話を聞いた。

安全安心の再生医療を、ReM CLINIC

銀座駅から徒歩1分。文字通り銀座中心部にあるのが再生医療による最先端ヘルスケアを提供するReM CLINICだ。

「再生医療」は、怪我や病気などにより傷ついた組織や臓器を修復・再生する、最先端の医療分野である。加齢で失われる機能を補う効果も報告され、病気の治療だけでなく、その予防や美容医療の一環としても注目を集めている。

再生医療で用いられる「材料」のうちの一つが「エクソソーム」だ。細胞から分泌され、さまざまな細胞間のコミュニケーションを担い、組織に障害が出た時に修復を助けることで知られている。

エクソソームには、成長因子やマイクロRNAなど、血管の修復、体内の炎症の抑制、免疫の活性化などの効果のある情報伝達分子が含まれ、これらの効能から神経疾患や自己免疫疾患などの治療、さらに、肺、心臓、肝臓、腎臓などの再生に関する研究成果が、ここ数年で多く報告されている。例えば糖尿病歴が長くなると、高血糖により血管が傷つくなどの合併症が起きてしまう。そこで、血管を修復する効果があるエクソソームを投与することにより、こうした合併症を予防できる可能性がある。

また同クリニックでは、アスリートが肩、膝、腰などの筋肉や関節を痛めた際に、その部位にエクソソームを局所投与することで怪我の回復を早めたり、加齢により疲れやすさを感じるときに体調を整える目的でエクソソーム治療を受けることもあるという。血管の修復や細胞の活性化により、肌や毛髪の再生効果も報告されている。

エクソソーム自体は同クリニックを含め、国内の再生医療クリニックや美容クリニックで広く使われている。その一方で、再生医療自体が分野としてまだ新しいため、製剤の明確な品質基準がないのが現状だ。そのため「エクソソーム」と一口に言っても、品質や濃度に差があり、せっかく施術を受けてもその効果にばらつきが出る可能性が懸念されている。

こうした状況のなか、Rem CLINICでは、高品質で安全な臍帯由来の間葉系幹細胞エクソソームを提供。全て国産の材料を用い、国際的な品質基準をクリアしている。安全で含有量が一律なため、安心してトリートメントを受けることができる。

同クリニックのエクソソーム製剤を製造する仙台のボルドバイオテクノロジー仙台製造センターは、工場などの品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO9001を取得。エクソソームの製造施設としては国内唯一だ。細胞を培養する培地を含め、厳しい安全性基準をクリアした自社製材料のみを使い、全ロットで含有量に関する二重検査や、効能や感染症の有無をチェックするため、安全安心かつ安定した有効性を持つエクソソームを提供できる。

これからの健康を切り開く医療の新分野だからこそ、安全で有効なトリートメント、そして製剤を提供したい。自信を持って提供できるエクソソームだからこそ、より健康な未来を提案できる。ReM CLINICの再生医療を通じ、人生100年時代を健やかに過ごしてみてはいかがだろうか。

安全安心の再生医療を、ReM CLINIC
(左)エルドン・ボルド
ボルドバイオテクノロジー代表取締役社長。「エクソソームは細胞分裂の司令塔」だと語り、6月には高純度のエクソソームを発表予定だという。共生医学研究所代表取締役社長、一般財団法人ジャパンワンヘルスネットワーク財団理事、東北医科薬科大学医学部感染症学教室統括医療管理者、特定非営利活動法人こどもの村東北理事。

(右)岩田敏 いわた・さとし
ReM CLINIC院長。慶應義塾大学医学部卒業後、小児科および感染症専門医となる。同大学医学部感染症学教室教授、慶應義塾大学病院感染制御センターセンター長、国立がん研究センター中央病院感染症部長などを歴任。日本小児科学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本臨床微生物学会などに所属し、見識を深める。医学博士。2024年2月より現職。
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    ReM CLINICでは、ボルドバイオテクノロジーで厳しい品質検査をクリアしたエクソソームを提供している。
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    ボルドバイオテクノロジーでは、高品質のエクソソームを生成するだけでなく、さらなる品質を常に追求。
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医師紹介

ReM CLINIC では多岐にわたる分野の専門医と提携。一人ひとりの症状に合わせて的確な診断・診療を行ってくれるので安心だ。ここでは山川医師と吉見医師を紹介する。

山川貴史 やまかわ・たかふみ
東京慈恵会医科大学医学部卒業。国立国際医療センター、東京慈恵会医科大学附属病院、千葉東病院、足利赤十字病院などで内科、腎臓内科の診療に従事。2022年にLSクリニック東京を開院し、現在は理事長を務める。専門は、内科、腎臓・泌尿器関連、高血圧、糖尿病など。

吉見公一 よしみ・こういち
長崎大学医学部卒業。慶應義塾大学病院形成外科を経て、大城クリニック、大塚美容外科、リッツ美容外科東京院、ナチュラルハーモニークリニック表参道などで経験と技術を培う。現在は銀座聖愛わクリニックで美容外科を専門に施術を行う。

●ReM CLINIC
TEL 03-6280-6095

※『Nile’s CODE』2024 Vol.024に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。