王室ご用達のビーチリゾートには和みの田園も

豊かな緑に囲まれたビーチフロントの「デュシタニ ホアヒン」。どこまでも広がるタイ湾の雄大な海を望み、優雅なひとときを満喫できる極上のリゾートへ。

Photo   Text Koko Shinoda

豊かな緑に囲まれたビーチフロントの「デュシタニ ホアヒン」。どこまでも広がるタイ湾の雄大な海を望み、優雅なひとときを満喫できる極上のリゾートへ。

デュシタニ ホアヒン、王室ご用達のビーチリゾートには和みの田園も
全296室もあるビーチリゾート「デュシタニ ホアヒン」。広大な敷地内には、リゾートライフを満喫するためのさまざまな施設が完備されている。

バンコクからタイ湾に沿って西に200㎞弱、なだらかな白浜の海岸線が南北に続く。かつては英国植民地であったマレーシアへの鉄道路線上にあったことから、小さな漁村はヨーロッパ人の保養地となった。やがて、タイ王室らがこぞって別荘を建て、現国王もそのスペイン風の離宮をよく訪れるという。 

ホアヒンの浜は南北25㎞に渡るチャームの白浜へと続く。そこに点在するラグシャリーなリゾートホテルは、白浜と海を独り占めしているかのようなゆったりしたたたずまいだ。「デュシタニ ホアヒン」と記された優雅なタイ様式のエントランスから、広大な庭園を抜けるココヤシの並木を走り、磨きあげられた大理石も涼しげなロビーに迎えられた。

デュシタニ ホアヒン、王室ご用達のビーチリゾートには和みの田園も
ホテル内のプールは2カ所。デッキチェアやソファベッドでゆったりとしたひとときを過ごしたい。

ファミリーにも人気だというが、しっとりと落ち着ていて海辺の喧噪もない。満室近いというのに、白浜に続くプールも混みあっていない。敷地や施設が広いため,300室近くありながら全てにゆとりがあるのだろう。プールサイドやビーチには、デッキチェアだけでなく心地よいソファベッドが程よく配置されている。

デュシタニ ホアヒン、王室ご用達のビーチリゾートには和みの田園も
170㎡のプレジデンシャルスイートには、マスターベッドルーム、セカンドベッドルーム、リビングダイニングルームを用意。

ビーチでは騒音の生じるアクティビティーを制限しているため、潮騒を聞きながらひたすらくつろぐ。時たま、乗馬のお誘いがくるだけだ。ビーチサイドには日系料理をうたう南米のレストラン。タイ料理はもちろん、ホテル内には4軒も飲食所があるので食べ歩きも楽しい。

ホテル本館裏手には広大な農園があり、新鮮な食材が手に入る。朝食用に地鶏卵をもらいにいくと、人懐こい子ヤギたちに囲まれた。水牛の親子がいる池や水田もあり、ここのオーガニックジャスミン米が人気とか。ビーチリゾートにありながら、のどかな田園風情に和まされた。

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南米の伝統料理にインスピレーションを受けたオープンファイヤーウォールグリル&ビーチクラブ「ノマダ」。海を眺めながら思い出に残る食事を楽しむことができる。

スパで本格的なタイマッサージを受け、心地よく解された心身で「樹林を抱く」というプログラムに参加した。太いココヤシの幹に寄り添うと、海風にそよぐ葉の振動が不思議な旋律となって伝わってきた。木々と海、自然の恵みに癒される、ぜいたくな休日を享受した。

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
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