腰部椎間板を再生する

損傷すると椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰痛の原因となる椎間板。この腰部椎間板を再生する、米国由来の治療法が話題を集めている。リスクが少なく日帰りで完結できるDST法を、日本で唯一受けられるNLC野中腰痛クリニックを紹介する。

Photo TONY TANIUCHI  Text Rie Nakajima

損傷すると椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰痛の原因となる椎間板。この腰部椎間板を再生する、米国由来の治療法が話題を集めている。リスクが少なく日帰りで完結できるDST法を、日本で唯一受けられるNLC野中腰痛クリニックを紹介する。

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    治療後に休憩できるリラックスルーム。ベッドのほか、座り心地の良いソファやチェアなどがありくつろげる。
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    大阪本院1階のエントランス。リハビリを待つ間、マッサージチェアで体をほぐすこともできる。
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再生医療への注目度は高く、膝関節症などでも取り入られている。だが、アメリカで脊椎再生医療として国に認められているのはDST法のみだ。アメリカ合衆国退役軍人省に認可されたことにより、退役軍人を対象に保険制度も適用されている。「認可にあたり、腰を痛める人が多い退役軍人を対象に調査したところ、DST法によって腰痛が軽快しただけでなく、うつ病などによる自殺率が有意に低下したという結果が出たそうです」

腰が痛いと何をするにも不便で、生きる意欲すらなくしてしまう人も少なくない。「特に高齢などで手術ができない方には、大きな光明となる治療法です。もちろん、働き盛りで、長く腰を丈夫に保ちたいという方にもおすすめします。皆様に笑顔になっていただけるよう、自信を持って治療を提供いたします」

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法のほか、欧米で盛んに行われているDRT法(椎間板再生治療)など、患者一人ひとりに最も合った治療法を提案。治療後、生活習慣による再発を防ぐためのリハビリプログラムも充実させている。1月15日には、要望に応えて東京院もオープン。腰に不安を抱えている人は、より力強い明日のために、相談してみてはいかがだろうか。

東京駅から徒歩5分の地に東京院がオープン

2024年1月15日、NLC野中腰痛クリニック 東京院が開院。これまで大阪本院まで通わなければならなかったDST法やDRT法の診察が、東京駅から徒歩5分の東京院でも受けられるようになった。対応疾患は、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、椎間板変性症、変形性腰椎症、腰椎不安定症、分離症・分離すべり症、腰椎側湾症など。完全予約制で待たずに診察が受けられるのも魅力だ。DST法などの治療にはライセンスを取得した医師が携わる必要があるため、当面、大阪本院のみとなるが、治療前の診察を東京で気軽に受けられるとあって、すでに多くの患者が訪れている。東京周辺で診察から治療までできるクリニックの開院も計画中。

NLC野中腰痛クリニック 東京院
東京都中央区日本橋3-3-11 第一中央ビル3階
TEL 03-6665-0205(完全予約制)

●問い合わせ
NLC野中腰痛クリニック 大阪本院 大阪府大阪市東淀川区西淡路1-1-35 IMC国際医療センタービル
TEL 06-6370-0505

※『Nile’s NILE』2024年3月号に掲載した記事をWEB用に編集し、掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。