「コラーゲンのニッピ」から生コラーゲンと水のみを配合した化粧品、スキンケアクリームが誕生したのは1987年のこと。以来、変わらぬ「生」へのこだわりを持ち続けている。なぜか。それは、肌にあるコラーゲンと同じ三重らせん構造を保つ「生コラーゲン」の有する特性を維持するためだ。生コラーゲンは熱処理を加えたコラーゲンに比べて、水分を抱え込む力が約5倍! 加えて水の分子を効果的にとらえて肌表面に薄い被膜を作り、肌表面をしっかりと保湿する機能を持つ。肌に塗布することで、肌の保湿力(角質水分量)は約2倍にもなる。つまり構造がそのままに保たれ、熱処理も防腐剤なども一切加えられていない生コラーゲンだからこそ、皮膚の潤いやハリを支える効果が高いということだ。
初代のスキンケアクリームはその後、3度のリニューアルが行われた。肌にある成分・グリセリンを加えた2代目、肌の奥まで浸透するよう微粒子化したナノコラーゲンを配合した3代目を経て、2018年には「スキンケア ジェル NMバランス」と名前も新たに4代目が誕生した。この“ニュースター”に配合されたのは、ニッピが医療用のコラーゲンとして開発した特許成分「メディコラーゲン」。紫外線により発生する活性酸素を消去する効果が確認されている。
世界で唯一無二のこの生コラーゲンを開発・進化させてきたニッピの技術は「すごい」の一言に尽きる。さらに「すごい」のは、高品質を具現化する舞台、製造現場の頑張りだ。
第一にクリーン管理。一切のホコリや粉塵が許されない外科手術室レベルのクリーン空間を実現している。「肌のために防腐剤を使用しない以上、菌の混入を許してはならない」からだ。例えば生コラーゲン溶液を容器に充填する機械は、空気や菌の混入を防ぐ世界唯一の特別仕様。しかも毎日、分解・洗浄・滅菌処理を行って組み立てる。この一事がクリーンへのこだわりを象徴するようだ。
第二に、生コラーゲンは温度管理が非常に重要。製造の全工程を通して20度以下の環境が保たれている。
第三に検査体制が実に厳しい。異物の混入や容器のヒビなどを機械ではなく一つひとつ経験を積んだスタッフが目視でチェックし、厳正な検査をクリアしたものだけを出荷している。
ニッピはこうして高品質・高機能が担保されたこの“生コラーゲンジェル”を中心に、多くのコラーゲン化粧品を提供する。人々の美と健康を支える「コラーゲンのある暮らし」を推進しているのだ。
●ニッピコラーゲン化粧品 TEL0120-30-3232
※『Nile’s NILE』2020年12月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています