「健康資産」を守る 予防医療の先駆者

豊かで幸せな“百年人生”を輝いて生き抜くためには、健康という最重要資産を高いレベルで守っていかなければならない。
そのための強力なサポーターを務める会員制医療サービスが、聖路加国際病院が立ち上げた「聖路加メディローカスクラブ」だ。
「人間ドック+運動サポート+連携・情報」を柱に展開する先進の予防医療で、日々の健康をバックアップしてくれる。

Photo Satoru Seki Text Junko Chiba

豊かで幸せな“百年人生”を輝いて生き抜くためには、健康という最重要資産を高いレベルで守っていかなければならない。
そのための強力なサポーターを務める会員制医療サービスが、聖路加国際病院が立ち上げた「聖路加メディローカスクラブ」だ。
「人間ドック+運動サポート+連携・情報」を柱に展開する先進の予防医療で、日々の健康をバックアップしてくれる。

アーチ状の梁(はり)がゆったりした空間を演出する、ホテルのようなロビースペース。「健康資産」を確保するための投資額は、個人会員で入会金198万円、年会費66万円(税込)。
アーチ状の梁(はり)がゆったりした空間を演出する、ホテルのようなロビースペース。「健康資産」を確保するための投資額は、個人会員で入会金198万円、年会費66万円(税込)。

大手町フィナンシャルシティ・サウスタワー2階に、重厚感漂う空間が広がる。民間病院として日本で初めて人間ドックを開始した聖路加国際病院が2012年に開設した会員制健康サポートクラブ、聖路加メディローカスクラブだ。

充実の予防医療メニュー、第一はフルラインアップの人間ドック。「基本健診」「がん検診」「血管系検診」の3コースが提供される。通常、基本健診は毎年、がんと血管系の検診は2年に一度、交互に受けるのがパターンだ。忙しい会員にとっては「希望の日にドックが受けられ、その日のうちに医師から直接結果説明が聞ける」というスムーズな流れもありがたいところ。少人数の会員制クラブならではのメリットと言えよう。

もちろん検査には、先端の機器が導入されている。例えばがんを検出するPETとCTを融合した装置。がんの有無に加えて体内における位置情報をより正確に画像化する。また造影剤を使わずに血管の撮影を行うことも可能なMRIや、従来の10分の1程度の被曝(ひばく)量での検査を実現したCTなど、精鋭のマシンがそろっている。

第二のメニューは、日本におけるパーソナルトレーニングのパイオニア、「R-body project」のトレーナーによる運動サポート。人間ドックでチェックされる「体の機能評価」をもとに、会員一人ひとりの体調管理に必要かつ効果的なオーダーメイドの運動プログラムを提供。併設のフィットネスジムで指導する。

フィットネスジムはクリニックの診療時間中ならいつでも自由に利用できるので、中には毎日のように通う人もいるという。
フィットネスジムはクリニックの診療時間中ならいつでも自由に利用できるので、中には毎日のように通う人もいるという。

頻繁に通えない会員には、家庭でできる運動指導を併せて行っている。指導に沿って運動に取り組めば、効果は確実に翌年の検診の数値に表れる。ここでは病気の早期発見の手前の「予防」に確実に結びつく「結果を出す運動サポート」をモットーとしている。

検診は写真のPET-CTをはじめとする先端の機器を用いて行われる。本院の専門医との連携の下、質の高い検査結果が届けられる。
検診は写真のPET-CTをはじめとする先端の機器を用いて行われる。本院の専門医との連携の下、質の高い検査結果が届けられる。

第三のメニューは、十全のアフターフォロー体制。仮に人間ドックで要注意の結果が出た場合、クリニックの外来が経過観察や定期的なフォローアップの対応を行う。専門的な診療・治療を要すると判断される場合は、聖路加国際病院を中心に適切な医療機関を紹介。スタッフや情報が本院とシームレスに連携されているのは頼もしい限りである。

高級感あふれるエントランス。駅直結なのでアクセスも抜群だ。
高級感あふれるエントランス。駅直結なのでアクセスも抜群だ。

この他、健康セミナーを開催したり、専門医監修の医療・健康情報が満載の情報誌を届けたりと、ドック受診時だけではなく、常にクラブと密接なつながりが持てる。何よりも大事な「健康資産」の“預け先・運用先”を考えたとき、医療と運動を合体させ、きめ細かな健康管理プランを提供する聖路加メディローカスクラブは、有力な選択肢だろう。

●聖路加メディローカスクラブ TEL03-3527-9520

※『Nile’s NILE』2019年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。