容赦なく照りつけるサハラ砂漠の太陽。その強い紫外線から肌を守るために使われてきたのが、モロッコ原産のアルガンオイルだ。過酷な乾燥地帯で育つアルガンの木の強靭(きょうじん)な生命力がもたらすオイルは、リノール酸や天然のビタミンEであるトコフェロールが豊富で、メラニンの生成を抑え、ハリのある美しい肌へと導く。紫外線対策はもちろん、肌をやわらかく、キメを整える。次に使う化粧品を、よりなじみやすくするブースターとしても最適だ。
そんなアルガンオイルを、最高の状態で届けるために誕生したのが「アルガニエ」。モロッコの生産者と直接契約し、良質な種子を厳選して直送された新鮮な100%ピュアアルガンオイルを遮光瓶で提供する。
同じアルガンオイルでも、生産過程によって品質は大きく異なる。「アルガニエ」では、収穫後、2カ月をけて天日干しし、余分な水分を完全に抜き取る。乾燥させる期間が長いほど、ベタつかないさらりとしたテクスチャーが生まれるからだ。さらに、傷んだ種子を手作業で一つひとつ取り除き、ビタミンなどの貴重な栄養素が破壊されるのを防ぐため、熱を一切加えずに時間をかけて搾る。1リットルのアルガンオイルを精製するために3キロの乾燥種子を用いるという極めて贅沢な作りだ。
ほのかな果実の香りがやさしく、つけた時のみずみずしさが一日中続く。使うほどに肌が自然のエネルギーを得て蘇(よみがえ)り、若々しく明るく輝き出す喜びを実感できるはずだ。
※『Nile’s NILE』2018年9月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています