「新世代シニア」と称すべきか。年齢を重ねてなお元気いっぱい。多忙な生活に疲れ切っていた壮年期よりむしろ、心身に活力がみなぎっているようにお見受けする所謂アクティブシニアの方が増えてきた。ラビドール御宿を住まいとする、あるいは別荘やデュアルライフの一拠点として利用するみなさんはその代表例だ。彼らはなぜ、理想的なシニアライフを送れるのか。大きく分けて、理由は三つある。
一つは、豊かな自然に恵まれていることだ。なにしろ御宿は、鎌倉時代の昔から風光明媚と讃えられた所。地名の由来によると、北条時頼が諸国行脚の折に訪れ、あまりにも景色が良いので宿泊することにして、こんな歌を詠んだという。
御宿せし そのときよりと 人とはば 網代の海に 夕影の松
700年余りの歳月を経てなお色あせない房総の海の美しさに、生き生きと年齢を重ねる我が身を重ねてみたくなる、そんな歌である。
加えてうれしいのは、一般居室は東南東から南南西向きで日当たりが良く明るいこと。開放的なバルコニーや窓越しに、房総の緑あふれる風景や碧く輝く太平洋など、開放感あふれる眺望が独り占めできる。静かに思索に耽ったり、本を読んだり、心地良いこの環境が命を養う上でプラスに働くことは言うまでもない。
二つ目は、レベルの高いメディカルサポートが提供されていることだ。
敷地内に財団直営のクリニックがあり、24時間、入居者の体調を見守ってくれる。「ちょっと具合が悪いな」という時はすぐ診てもらえるし、異常があったら「早期発見・早期治療」に結びつく医療を受けられる。
また、医療協力は国内トップクラスの医療機関である医療法人鉄蕉会亀田総合病院(鴨川市)なのも心強い限りだ。介護についても一部介助や日常的な介護が必要になった時は、生涯、一人ひとりの状態に合わせた介護サービスが受けられる。
三つ目は、スポーツに趣味に、日々をアクティブに楽しむ環境が整っていることだ。ジムやテニスコートで汗を流す、温水プールで水と遊ぶ、音響設備の整ったホールで楽器や合唱を楽しむ、アトリエで絵を描く、囲碁を打つ、将棋を指すなど、リゾートホテル並みのアクティビティーがそろう。近隣のゴルフ場でプレイをしたり、海岸線をドライブしたり、港で伊勢エビや鮑に舌鼓を打ったりなど、遊びには事欠かない。
年間通して温暖で里山の自然に恵まれた御宿だからこそ、また生涯にわたるメディカルケアサポートによる「健康に支えられた体力」があればこそ、多彩なアクティブライフを具現化できる。
聞くところによると、ラビドール御宿には、31年前の開設から今尚元気に暮らして90代になる方が10数名おられるとか。
「健康寿命」が自然と延びる〝仕掛け〟がここにはある。
見学は随時受け付けているので、興味のある方は足を運んでみてはどうだろう。新世代シニアとして充実して生きる自分の姿がイメージできること、請け合いだ。
千葉県有料老人ホーム設置運営指導指針による類型及び表示事項
■類型 介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
■表示事項
〇居住の権利形態 利用権方式
〇利用料金の支払い方式 全額前払い方式
〇入居時の要件 入居時自立
〇介護保険 千葉県指定介護保険特定施設(一般型特定施設)・千葉県指定介護予防特定施設
〇居室区分 全室個室
〇一般型特定施設である有料老人ホームの介護にかかわる職員体制 2:1以上
◇協力医療機関
①一般財団法人千代田健康開発事業団付属診療所「ラビドールクリニック」(ホーム敷地内隣接)
:内科、眼科
〔協力内容:日常の診療、内科医による定期健康診断(年2回)、健康相談(随時)、他の医療機関に入院を要する場合の紹介、夜間緊急時待機(医師及び看護師)〕
②医療法人鉄蕉会「亀田総合病院」(所在地:千葉県鴨川市東町929)
:内科、心療内科、精神科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、整形外科、心臓血管外科、泌尿器科、歯科、矯正歯科、歯科口腔外科等全34科目
〔協力内容:通院・入院への協力、一般財団付属診療所への医師派遣(週1回眼科医)、看護指導〕
※医療保険制度で支給される費用以外は自己負担となります。
◇介護に係る職員体制
:週38時間換算で常勤介護職員38.7人(うち要介護者等対応36.7人)・看護職員5.0人(うち要介護者等対応5.0人)、夜間(17時~翌9時)最少時は介護職員2名(平均時3名)
◇設置者からの契約解除
:入居者の行動が、他の入居者又は設置者の役職員の生命・身体・健康・財産(設置者の財産を含む)に危害を及ぼし、ないしは、その危害の切迫したおそれがあり、かつ有料老人ホームにおける通常の介護方法及び接遇方法ではこれを防止することができない場合や、入居者又はその家族・連帯保証人・身元引受人・返還金受取人等による、設置者の役職員や他の入居者等に対するハラスメントにより、入居者との信頼関係が著しく害され事業の継続に重大な支障が及んだ場合等、設置者から契約を解除することがあります。
●ラビドール御宿 電話入居相談 TEL0120-122-602 /東京入居相談室 TEL0120-605-107
※『Nile’s NILE』2022年3月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています