ゴールドエイジのための理想の住処 交欒(マゼラン)葉山一色

仕事や子育てが一段落したら、実は住み替えを考える好機である。これからの時間をより充実したものにするために、万一の時の安心のために。なによりも大切にすべきは“自分らしく住まうこと”。ゴールドエイジが輝くための理想の住まいを紹介する。

Text Mayumi Sakamoto

仕事や子育てが一段落したら、実は住み替えを考える好機である。これからの時間をより充実したものにするために、万一の時の安心のために。なによりも大切にすべきは“自分らしく住まうこと”。ゴールドエイジが輝くための理想の住まいを紹介する。

エントランスの先に広がる木の温もりを感じられるフローリングが上質なラウンジ。コンシェルジュデスクを置く。
エントランスの先に広がる木の温もりを感じられるフローリングが上質なラウンジ。コンシェルジュデスクを置く。

「交欒」と書いて、マゼランと読む。交流を意味する「交」、コミュニティーを意味する団欒(だんらん)の「欒」を組み合わせた造語だ。欒は、病気を患わない、縁起が良いとされるムクロジの木を表す言葉でもあり、数珠や羽根つきの羽根にも使われている。介護事業を全国に展開するユニマットリタイアメント・コミュニティの新ブランドである。ブランドコンセプトには、人や社会とのつながりの中で人生の豊かさや価値を提案していきたいという思いが込められている。仕事や子育てが一段落して、心と時間にゆとりがある世代“ゴールドエイジ”が健やかでアクティブに輝き続けるための理想の住まいを提供する。

葉山一色海岸近くに建つ「交欒 葉山一色」(神奈川県三浦郡葉山町一色2440番地)。緑が豊かに残り、海から富士山を望めるスポットなど、数々の景勝地が点在している。
葉山一色海岸近くに建つ「交欒 葉山一色」(神奈川県三浦郡葉山町一色2440番地)。緑が豊かに残り、海から富士山を望めるスポットなど、数々の景勝地が点在している。

ブランドの第1弾として誕生するのは神奈川県・葉山の住宅型有料老人ホーム「交欒 葉山一色」。海を見渡す景勝地は明治の頃より別荘地として知られ、御用邸もある由緒ある土地である。豊かな自然に囲まれた住環境の中に、上質なインテリアをまとう空間が創出される。オーシャンビューのダイニングレストラン、エントランスラウンジ、ライブラリー、地域の人との交流の場ともなるカフェギャラリーといった共用スペースをメーンに、コミュニティーを育む空間が用意される。コンシェルジュや介護スタッフ・看護師など常駐するスタッフとのつながり、そして地域の人と触れ合うことで生まれるコミュニケーション。そして、自分らしく暮らすことを大切にしたい、という同じ考えを持つ人が集うことで生まれるコミュニティーがある。

特筆すべきはリゾート、飲食、美容など、ユニマットグループ各社と提携したサービス展開だ。ゴルフやクルージング、旅行など、外に積極的に出掛けていくようなメニューが用意されている。また、水彩画や陶芸などの各種カルチャー講座、メディカルタイチ(太極拳)やヨガ、フィットネスメニューといった施設のスタジオで行う、多彩なメニューからチョイスする楽しみもある。講師にはその道のプロを迎え、本物志向のアクティビティーにこだわる。

海が一望できる最上階のダイニングレストラン。シェフが本格家庭料理をふるまう。
海が一望できる最上階のダイニングレストラン。シェフが本格家庭料理をふるまう。
1LDKを中心としたリビングダイニングと寝室を用意。全41室のうち36室が二人部屋。
1LDKを中心としたリビングダイニングと寝室を用意。全41室のうち36室が二人部屋。

葉山という場所柄、老舗や有名店が多く様々な食を楽しめることから、ダイニングでの日々の食事には、シェフによる本格家庭料理を提供する。食前酒を楽しめるバーや鉄板コーナーもあり、料理だけでなく空間演出やロケーションにもこだわった。また、日々の暮らしはコンシェルジュがサポートし、看護師・介護スタッフは24時間常駐のため、健康相談はもちろん、夜間や万が一の急変時にも安心だ。江ノ島にある弁天クリニックと提携し、未病プログラムも積極的に取り入れ、遺伝子検査や東洋医学などオーダーメードの治療や予防も実践する予定だ。健やかな生活が長く続くようなライフスタイルを提案していく。

居室は約30~60㎡台とゆったり。夫婦はもちろん、兄弟・親子など2名で暮らせる間取りもある。キッチンも備え、バスルームや洗面台など水回りはフルスペックでそろえる。ナースコールの他に、コンシェルジュとつながるインターホンも設置し、日々の取り次ぎをはじめ、終(つい)の住処(すみか)としての安心も兼ね備える。都市圏へのアクセスに優れながら、豊かな自然に囲まれる葉山。格式あるリゾート地を舞台に、“生涯主役”を全うするのもいい。

※『Nile’s NILE』2017年3月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。