【大阪・関西万博 速報!】注目のパビリオンから、トイレ・休憩所まで。

2025年4月に開幕する大阪・関西万博では、建築を通して多様性、自然との共生、テクノロジーとの融合といった未来社会の姿が提示されます。以下に主要施設を建築を中心に紹介します。

2025年4月に開幕する大阪・関西万博では、建築を通して多様性、自然との共生、テクノロジーとの融合といった未来社会の姿が提示されます。以下に主要施設を建築を中心に紹介します。

【メイン施設】

■ 大屋根リング(藤本壮介)
直径615m、高さ20mの世界最大級の木造建築。万博のシンボルであり、回遊路として会場を一望できる。中央は森となっており、自然との共生を象徴。

■ EXPOホール(伊東豊雄)
開閉会式などの会場。白一色の内部と黄金の天井が特徴で、「祝祭空間」を演出。中央の円形ステージを1850席が囲む。

■ EXPO ナショナルデーホール(平田晃久)
スロープ状の空中デッキが特徴で、自然と調和した設計。海に面したホールやレストランを併設し、文化紹介イベントなどを開催。

■ 迎賓館(日建設計+藤本壮介)
自然素材を活かし、広い庭や回廊で賓客をもてなす。織物作家によるアートが空間を彩り、伝統と未来を結ぶ場となる。

【シグネチャーパビリオン】

8人のプロデューサーが「いのち」をテーマに構想する中心的施設群。

■ null²(落合陽一×NOIZ)
鏡面の歪んだキューブが外界を映し、物理とデジタルを融合。内部ではデジタル化された身体体験が可能。

■ Better Co-Being(宮田裕章×SANAA)
屋根も壁もない格子構造が特徴。静けさの森でアートと響き合う体験を提供し、多様な「いのち」の共鳴を体感。

■ EARTH MART(小山薫堂×隈研吾)
茅葺き屋根の循環型建築。未来の食文化を問い直す空想のスーパーマーケットを展示。

■ いのち動的平衡館(福岡伸一×橋本尚樹)
うねる屋根が生物の動的平衡を象徴。インタラクティブな光の演出により、生命の秩序を実感。

■ いのちの未来(石黒浩×遠藤治郎)
黒いメッシュ膜と水の流れによる斬新な外観。「いのちを拡げる」をテーマにロボットと人間の未来を探る。

【国内パビリオン】

■ ウーマンズパビリオン(永山祐子)
カルティエとの共同出展で、ジェンダー平等がテーマ。再利用可能な構造でドバイ万博日本館のファサードを転用。展示キュレーションはエズ・デヴリンが担当。

■ 日本館(佐藤オオキ)
「いのちのリレー」を円環構造で表現。木の板で構成された外観は内外の「あいだ」を意識させる。廃棄物活用など循環型社会の提示も。

■ 大阪ヘルスケアパビリオン(東畑建築事務所)
大阪府・市による出展。透明膜で包まれた建物内で、健康や医療をテーマにした展示が展開される予定。

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    null²(落合陽一プロデュース)|NOIZ 豊田啓介
    ©2024 Yoichi Ochiai / 設計:NOIZ / Sustainable Pavillion 2025 inc. All Rights Reserved.
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    EARTH MART(小山薫堂プロデュース)|隈研吾
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    いのちの未来(石黒浩プロデュース)| 遠藤治郎©FUTURE OF LIFE / EXPO2025
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【海外パビリオン】

■ サウジアラビア館
特徴的な三角形のファサードと斜面を活かした空間構成。砂漠とテクノロジーの共存をテーマに、未来都市「NEOM」のビジョンなどを紹介。

■ アラブ首長国連邦(UAE)館
ドーム状の構造体が目を引く。文化と技術の融合を重視し、持続可能な未来社会への貢献を表現。

■ カタール館
幾何学模様の外壁が特徴的で、イスラム建築の美を取り入れつつ、現代的なテクノロジーの展示が充実。

■ 中国館
中国の伝統建築の要素とハイテクを融合。AI、ロボティクス、環境技術など、中国の最先端の技術力を体感できる。

■ 韓国館
「共存と調和」をテーマに、韓国文化と未来技術を結びつける展示。K-カルチャーやスマートライフを体験できる。

■ フランス館
環境と芸術に焦点を当てた展示で、建築もエコデザインを採用。フランスの美学と哲学が随所に見られる。

■ イタリア館
再生素材を使った開放的な構造が特徴。食、文化、アートをテーマに、感性とサステナビリティを重視した展示が展開される。

■ ドイツ館
体験型展示が中心で、技術革新と環境問題への取り組みを紹介。教育的要素も多く含まれている。

■ アメリカ館
最新技術や宇宙開発、AIなどの分野に焦点を当てた未来志向のパビリオン。インタラクティブなコンテンツも充実。

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    オランダ館|RAU
    ©Plomp
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    北欧館|ミケーレ・デ・ルッキ&AMDL Circle
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    スイス館|マヌエル・ヘルツ・アーキテクツ ©FDFA,Presence Switzerland
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    フランス館|コールデフィー&カルロ・ラッティ・アソシエイツ
    ©Coldefy & Crio Ratti Associatti
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    イタリア館|マリオ・クチネッラ
    ©Italy at Expo2025 Osaka
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【トイレ・休憩所・ギャラリー】

■ トイレ
建築家の設計による「デザイン性」と「使いやすさ」を兼ね備えた公共トイレ。

バリアフリー対応が標準装備されており、ユニバーサルデザインを重視。

自然換気や光を取り入れた、開放的かつ清潔感のある空間づくりが特徴。

■ 休憩所
暑さや疲れを癒すシェルター的な存在で、木陰や風通しの良さを意識した設計。

椅子やベンチの配置にも工夫があり、人々の交流や一時の静けさを提供。

木材や自然素材を多用し、サステナブルな建築手法が多く見られる。

■ ギャラリー
アートや建築に関連する展示が行われる空間で、パビリオンとは異なる視点から万博を楽しめる。

若手建築家やアーティストの作品紹介、万博の理念や背景に関する展示なども予定。

小規模ながらも思想性やメッセージ性の強いスペースとして注目されている。

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    休憩所1 |大西麻貴+百田有希(o+h)
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まとめ
大阪・関西万博は、建築を通じて「いのち」の多様性、循環、進化を表現する場となっており、日本建築界の名だたる建築家たちが、それぞれの視点から未来社会の姿を体現しています。特に環境配慮、素材の再利用、インタラクティブな体験を通して、「未来の暮らし」が実感できる展示となる点が注目されます。

情報元:BRUTUS Casa
https://casabrutus.com/categories/architecture/438553

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「Nileport」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。