寝るときに足が冷える…それでも「靴下」を履いてはいけないワケ 睡眠のプロが解説

就寝時に手足が冷えてなかなか寝つけない人もいると思います。そもそも、手足が冷える、いわゆる「冷え症」はどのような原因で引き起こされるのでしょうか。就寝時に足が冷える場合、靴下を履いても問題はないのでしょうか。上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。

就寝時の手足の冷えの原因と対策

就寝時に手足が冷えて眠れない原因の多くは血流の悪さにあります。血流が滞ると毛細血管が収縮し、手足の温度が下がります。特に、きつい下着やストレス、不規則な生活習慣が影響し、自律神経が乱れることで冷えが生じます。低血圧や貧血などの血液疾患、筋肉量の少なさ、女性ホルモンの乱れも冷えの要因です。

冷え対策として、就寝時の靴下の着用は推奨されません。靴下を履くと手足の毛細血管に熱がこもり、深部体温の低下が妨げられ、寝つきが悪くなります。また、締めつけが強い靴下は血流を悪化させるため、冷え症を助長する可能性があります。電気毛布も、つけたまま眠ると睡眠の質が低下するため、寝る直前までの使用にとどめるのが理想です。

手足の冷えを防ぐためには、寝る前に湯たんぽで布団を温めるのが効果的です。どうしても靴下を履きたい場合は、ゆるめのものを選びましょう。また、日頃から運動を取り入れ、筋肉を鍛えることで血流を促進できます。特に、胸やおなか、腰回り、太ももなどの大きな筋肉を重点的に鍛えるとよいでしょう。さらに、手首・足首・首など「首」がつく部位を温めることも効果的です。袖の長いパジャマやネックウォーマーを活用するのもよい方法です。

手足の冷えを改善するためには、血流を良くする生活習慣を心がけ、適切な対策を取ることが大切です。

出典;オトナンサー
https://otonanswer.jp/post/250735/

ラグジュアリーとは何か?

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