“ひな壇”拒否でバラエティーから消えた芸人「山口智充」 全国区の露出なしでも30年以上食えている“意外な理由”

山口智充(55)は、「ぐっさん」の愛称で親しまれるタレント・芸人ですが、近年は全国放送のテレビ出演が減少し、「消えた」「干された」との評価もあります。しかし、現在も地方局やBS番組で活躍し、昨年には芸歴30年を迎えました。

■ 現在の活動状況
山口は現在、地方局・BSで3本のレギュラー番組を持っています。

『ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~』(東海テレビ)
名古屋のアパートに住む設定で、東海3県を巡る番組。20年以上続く人気番組で、視聴率2桁を獲得することも。
『グッと!地球便』(読売テレビ)
海外で暮らす日本人を取材するドキュメンタリー。15年以上続く長寿番組。
『魚が食べたい!~地魚さがして3000港~』(BS朝日)
各地の漁港を巡る番組。

また、全国50カ所でライブツアー「ぐっさんのハッピーオンステージ」を開催し、音楽・モノマネ・トークを交えた多彩なパフォーマンスを披露。テレビ以外でも積極的に活動しています。

■ 異色の経歴と多彩な才能
山口は元営業マンからお笑い界に入り、1994年にDonDokoDonとしてデビュー。
– 『笑っていいとも!』『ワンナイR&R』『リンカーン』などのバラエティ番組で活躍。
– 『新選組!』『木更津キャッツアイ』などで俳優業にも進出。
– 宮迫博之との音楽ユニット「くず」では、宇多田ヒカルやGLAYが参加するアルバムを制作。

多才なスキルで成功を収めましたが、幅広い活動ゆえに「何が本業か分かりにくい」という評価もありました。

■ 今後の展望
元『週刊SPA!』副編集長・田辺健二氏は、「ぐっさんは器用すぎるがゆえにメインのジャンルが不明瞭。しかし、熟練のエンターテイナーとしてライブショーを企画するなど、新たな形での活躍が期待できる」と分析。清水ミチコのように大規模ライブを継続する道も提案しています。

全国放送では見る機会が減ったものの、地方での人気は根強く、多彩な才能を持つ山口が今後どのように活躍していくのか注目されます。

ラグジュアリーとは何か?

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