静謐を満喫する森のリゾート

日本有数のリゾートである軽井沢に同時オープンする二つの「ふふ」。そのもう一つが「ふふ 旧軽井沢 静養の森」だ。雲場池のほとりにひっそりとたたずむここは、隠れ家のような大人のリゾート。美しい木洩れ日や心地良くそよぐ風、炎の揺らぎを感じながら、しっとりと落ち着いた非日常の時間を過ごしてほしい。

Text Asuka Kobata

日本有数のリゾートである軽井沢に同時オープンする二つの「ふふ」。そのもう一つが「ふふ 旧軽井沢 静養の森」だ。雲場池のほとりにひっそりとたたずむここは、隠れ家のような大人のリゾート。美しい木洩れ日や心地良くそよぐ風、炎の揺らぎを感じながら、しっとりと落ち着いた非日常の時間を過ごしてほしい。

ふふ 旧軽井沢 静養の森。全客室にはバイオエタノール暖炉が設けられている。
全客室にはバイオエタノール暖炉が設けられている。

客室は大きく分けて2種のインテリアでまとめており、一つはブラックウォールナット材を基本にアクセントとしてシルバー色を使用。もう一つはウォールナット材を基本にブロンズ色をきかせたコーディネートになっている。いずれも大人のリゾートにふさわしく、心地良く落ち着いた雰囲気だ。木立ちの葉脈から着想を得た矢張りの壁面デザインや、オリジナルのカーペットなど、旧軽井沢の自然を感じられる上質な空間を生み出した。

特にうれしいのは、全室にバイオエタノール暖炉が設けられていること。窓外に広がる豊かな自然を全身で感じるとともに、炎の揺らぎをぼんやりと眺めることが、極上の癒やしとなるだろう。もちろん、「ふふ」の大きな魅力である温泉は、すべての客室のバスルームで楽しめ、完全プライベートなリラックスタイムを過ごすことができる。

ふふ 旧軽井沢 静養の森。客室のバスルーム
大きな窓から緑を眺めながら温泉に浸かれる客室のバスルーム。

また、館内には二つのレストランを用意し、連泊の場合も毎回楽しめるように配慮。信州牛や信州ポークをはじめ地元の野菜やフルーツをふんだんに使った日本料理と、厳選したその日の食材を目の前で焼き上げる鉄板焼きのいずれかを選ぶことが可能だ。バーラウンジで過ごす食後のひとときも格別だろう。

ふふ 旧軽井沢 静養の森。鉄板焼きのレストラン
鉄板焼きのレストランではシェフが目前で焼き上げてくれる。

「ふふ」の魅力は何と言っても、施設の個性が豊かな点。軽井沢に誕生する二つのリゾートにもそれぞれに異なる魅力があり、気分や好みに合わせた滞在が選択できる。近隣の二つを連泊して両方を満喫するのも良いだろう。ぜひ、また新たな「ふふ」の個性を味わってほしい。

●ふふ 旧軽井沢 静養の森
TEL 0570-0117-22
(スモールラグジュアリーリゾート総合予約センター)

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