緑に包まれて心身を満たす滞在

2023年冬、スモールラグジュアリーリゾート「ふふ」の新たなリゾートが営業を開始する。その舞台は、都心からアクセスの良い閑静な避暑地として根強い人気を誇る軽井沢だ。南軽井沢エリアに生まれる「ふふ 軽井沢 陽光の風」では、自然のなかで心身を解放し、呼吸を深めるような豊かな滞在がかなうだろう。

Text Asuka Kobata

2023年冬、スモールラグジュアリーリゾート「ふふ」の新たなリゾートが営業を開始する。その舞台は、都心からアクセスの良い閑静な避暑地として根強い人気を誇る軽井沢だ。南軽井沢エリアに生まれる「ふふ 軽井沢 陽光の風」では、自然のなかで心身を解放し、呼吸を深めるような豊かな滞在がかなうだろう。

ふふ 軽井沢 陽光の風
明るいながらも落ち着いたイエローをテーマカラーにした客室。窓外の景色と室内の鉢植えの緑に囲まれ、自然と呼吸が深まるようだ。

それぞれに個性豊かな日本各地の魅力を五感で満喫しながら、真に心地良いひとときを過ごせるスモールラグジュアリーリゾート「ふふ」。これまで、熱海や箱根、日光など日本の歴史あるリゾートを舞台に極上の滞在を提案してきたが、なかでも特に人気が高い高原リゾート、軽井沢でのオープンを心待ちにしていた人も多いのではないだろうか。2023年冬、そんな軽井沢において、趣向が異なる二つの「ふふ」が同時に生まれるという。その一つが「ふふ 軽井沢  陽光の風」だ。

一言で軽井沢と言っても、エリアによって気候、街の雰囲気が少しずつ異なるのが面白いところ。「ふふ 軽井沢 陽光の風」が位置するのは、名門ゴルフ場が多く集まる南軽井沢エリアで、緑に満ちた爽やかなロケーション。その環境を最大限に生かし、「太陽の光を浴び、自然に包まれて心身を満たす」をコンセプトとしたナチュラルリゾートを生み出した。

客室に入ると、室内に多くの鉢植えが配され、まるで屋外にいるかのような開放的で心地良い空間に驚かされる。リビングのほか、隣接するインテリアバルコニーにもソファセットが設けられ、軽井沢の自然の気配を全身で感じながらくつろげる。一部客室はガラス扉によりリビングとインテリアバルコニーを2室に分けることができ、シーンに応じて使い分けられるのもうれしい。インテリアはすべての部屋を異なる印象に仕上げる一方で、共通するのはビタミンカラーをアクセントにしている点。自然光がふんだんに差し込む明るい客室のイメージに合わせて、壁面や家具にグリーンやイエローといった爽やかな色彩を取り入れ、心躍る空間を生み出した。客室からペットボトルやプラスチック製品をできるだけ無くし、リサイクルガラスを用いたグラスや陶器を再利用したマグカップ、そのほかにも長野県の木製の備品などを用意するなど、環境にも配慮している。

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ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。