2023年春、大分県由布市湯布院町にオーベルジュ「ENOWA」がオープンする。44000m2の自然に囲まれた敷地に10棟のヴィラと9つの客室、レストラン、温室、サウナがそろう「ボタニカルリトリート」だ。
これからのラグジュアリーを追求した、食と空間、大地と植物、水と風、過去と未来のつながりを感じ、心身ともに満ち足りる宿である。
チェックイン後は、季節のハーブや植物、木々が生き生きと育つ「グラスハウス」へ。その隣のFARM BARでハーブを使ったウェルカムドリンクを選び、外のガーデンやテラスでゆっくりグラスを傾けよう。客室は「プリミティブ・ラグジュアリー」をコンセプトに、石や木などをアーティスティックにアレンジ。緑豊かな森の中にある、アウトドアサウナで一汗かけば、体の芯から癒やされる。
レストラン「JIMGU」では、すべての答えは畑にあるという考えのもと、京野菜の匠・石割照久氏を招いて土づくりから行った敷地内の畑と、九州一円の生産者から旬の素材を仕入れている。料理は、ニューヨークの「ブルーヒル・アット・ストーンバーズ」出身のエグゼクティブ・シェフのタシ・ジャムツォ氏が担当。「素材の命を感じさせる料理」を作りたいと語るシェフが、その日にピークを迎えた食材を見極め、シンプルに、ときに大胆に調理する。リラックスした体と心に、新たな活力がみなぎるのを感じるだろう。
●ENOWA
enowa-yufuin.jp