新たなる楽園に憩う

ハワイの言葉で「天国にふさわしい館」を意味するハレクラニ。ワイキキビーチで100年以上もの間、愛され続けるラグジュアリーホテルが世界で2番目の新天地として選んだのが沖縄の恩納村だ。

Photo TONY TANIUCHI Text Rie Nakajima

ハワイの言葉で「天国にふさわしい館」を意味するハレクラニ。ワイキキビーチで100年以上もの間、愛され続けるラグジュアリーホテルが世界で2番目の新天地として選んだのが沖縄の恩納村だ。

2019年7月26日にオープンしたハレクラニ沖縄のサンセットウイングのロビー
2019年7月26日にオープンしたハレクラニ沖縄のサンセットウイングのロビー。水平線のかなたに太陽が沈む絶景が見られる。

微妙に異なる白のグラデーションで空と海の青さを引き立てる「セブンシェイズオブホワイト(7色の白)」、心華やぐ楽園ムードなど、ハレクラニならではの伝統を受け継ぎつつ、館内の装飾などで沖縄らしさを融合。メインダイニング イノベーティブ「シルー」では、東京・神宮前「フロリレージュ」でミシュラン二つ星を獲得する川手寛康シェフがコンサルティングシェフを務め、沖縄の伝統的な食材をメニューに取り入れるなど沖縄の文化を紹介しながら独創的な食体験を提供している。

  • プール、ジェットバス付きの「オーキッドスイート(294㎡)」のリビング プール、ジェットバス付きの「オーキッドスイート(294㎡)」のリビング
    プール、ジェットバス付きの「オーキッドスイート(294㎡)」のリビング。静寂の中で自然を楽しめる、ゆとりある空間づくりを徹底。
  • サンセットウイングのオーシャンテラスプール(利用は16歳以上)。目前には、さえぎるもののない東シナ海のエメラルドグリーンの海が広がる サンセットウイングのオーシャンテラスプール(利用は16歳以上)。目前には、さえぎるもののない東シナ海のエメラルドグリーンの海が広がる
    サンセットウイングのオーシャンテラスプール(利用は16歳以上)。目前には、さえぎるもののない東シナ海のエメラルドグリーンの海が広がる。
  • 全体で約8万7000㎡の広大な面積を誇るハレクラニ沖縄。全長約1.7kmにわたって海岸線に接し、360室全てがオーシャンビュー。 全体で約8万7000㎡の広大な面積を誇るハレクラニ沖縄。全長約1.7kmにわたって海岸線に接し、360室全てがオーシャンビュー。
    全体で約8万7000㎡の広大な面積を誇るハレクラニ沖縄。全長約1.7kmにわたって海岸線に接し、360室全てがオーシャンビュー。
  • プール、ジェットバス付きの「オーキッドスイート(294㎡)」のリビング。静寂の中で自然を楽しめる、ゆとりある空間づくりを徹底。
  • サンセットウイングのオーシャンテラスプール(利用は16歳以上)。目前には、さえぎるもののない東シナ海のエメラルドグリーンの海が広がる。
  • 全体で約8万7000㎡の広大な面積を誇るハレクラニ沖縄。全長約1.7㎞にわたって海岸線に接し、360室全てがオーシャンビュー。

東西に延びるビーチフロントウイングと丘陵地に南北に立つサンセットウイング、そして、琉球瓦の屋根を冠したプライベートプールや天然温泉付きの5棟のヴィラから成る、全360室。客室は全てオーシャンビューだ。

「オーキッドスイート」では、沖縄海岸国定公園の景観を独占し、ゆったりと非日常のひと時を過ごすことができる。サンセットやビーチ、クリフ(崖)など、自然の風景を最大限に楽しめるよう、できるだけ余分なものは置かない、シンプルな空間構成が特徴だ。

「命ぬちまーす」と呼ばれる、沖縄の一部でしか取れない貴重な“塩”を使ったトリートメントやマリンアクティビティーなども用意。沖縄の新たな魅力に出合える、真のラグジュアリーホテルだ。

●ハレクラニ沖縄
沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
TEL 098-953-8600

※『Nile’s NILE』2019年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。