生涯で3軒目となる家を建てると決めた時、最初に着手したのはキッチンを決めることだったというU夫妻。ただ、希望のキッチンがなかなか見つからなかったという。ステンレス一枚板で幅3400ミリの天板があるアイランドキッチンを希望していたが、それをかなえてくれたキッチンメーカーは、タニコーだけだった。
「不動産業を営んでいるので、飲食店にタニコーさんのキッチンが入っているのは知っていました。インテリア雑誌でマイスデルの広告を見つけたら、業務用のイメージとは全く異なるキッチンが載っていたのです」と奥様はいう。そこから、タニコーのショールームを訪れ、ブラックステンレスをご主人が気に入り、即決。公式サイトから申し込みをして、直接やり取りをしたという。
業務用厨房機器のリーディングカンパニーであるタニコーは、1946年の創業以来、独自のステンレス技術で優れた製品を生み出してきた。その経験と実績から家庭用キッチンシリーズも展開。フルオーダーキッチンブランド「MEISDEL(マイスデル)」の登場により、さらなる高みを目指している。
「幅3400ミリの天板とブラックステンレスを面材にしたキッチンを入れることだけが決まっていて、しかも、重量木骨でひとつながりのLDKが欲しいという要望もあり、施工してくれる会社を探すのはなかなか大変でした。地元の工務店に、タニコーのキッチンを入れるプランをお願いできたのはラッキーだったと思います。キッチンの美しさが映える、壁の色や天井の高さも実現することができました」