想像を超越するリノベーション

空間づくりのプロフェッショナルであるリフォームプランナーが中心となり、こだわりを追求したハイエンドな住まいをかなえる三井デザインテックの「デザインリノベーション」。想像を超えるようなプラスアルファのある提案が、空間だけ でなく暮らしそのものをより豊かに充実させ、人生をアップグレードしてくれる。

Text Asuka Kobata

空間づくりのプロフェッショナルであるリフォームプランナーが中心となり、こだわりを追求したハイエンドな住まいをかなえる三井デザインテックの「デザインリノベーション」。想像を超えるようなプラスアルファのある提案が、空間だけ でなく暮らしそのものをより豊かに充実させ、人生をアップグレードしてくれる。

床に大理石調のタイルを採用し、イタリアの家具ブランド、FLEXFORMのソファを合わせてシックにまとめたリビング。窓際にあり構造上撤去できない柱は、ミラーを貼って木製フレームで囲うことでアクセントに。ミラーにシャガールのリトグラフが映り込み、手前のダイニングからもその存在が感じられる。

自らの価値観やライフスタイルを反映し、心地良い住まいを実現するリノベーション。せっかくの機会だから、不満を解決するだけでなく、暮らしそのものをアップグレードしたいもの。一方で、自分自身や家族と向き合い、理想を模索するプロセスには、なかなかの労力が必要となる。そんなときに頼りになるのが、確かな経験とノウハウを持つ空間づくりのプロフェッショナルだ。

独自のデザイン力と技術力を生かし、住宅からホテル、オフィス、商業施設、スポーツ施設まで幅広い分野で豊かな空間を提案する三井デザインテック。そんな同社の「デザインリノベーション」では、こだわりをとことん追求してハイエンドな住まいをかなえることが可能だ。リフォームプランナーが中心となり、家族構成やライフスタイル、趣味嗜好(しこう)、将来の変化などを見据えながら、間取りやインテリアをトータルで提案。住み手の想像を超える美しさや新鮮さ、心地良さがある住まいを生み出している。

「ご多忙な方も多いため、一度のヒアリングでできる限り好みやキャラクターを的確に捉え、想像力を膨らませながらデザインしています。一つひとつの細かな要素をオーナー様に選んでいただくのではなく、細部まですべてを完成させたプランを2、3案用意して見ていただきます。家具やカーテン、アートなども、付属物ではなく暮らしをかたちづくる重要な要素としてトータルで提案していますね」

そう話すのは、リフォームプランナーの野村亜由美氏だ。野村氏が担当した新築タワーマンションの一室のリノベーションは、郊外に本宅を持つオーナー夫妻の“平日の拠点〞がテーマ。「変形リビングとクローズドキッチンを明るくすっきりとした空間に」との要望から、二つあったバスルームを一つにし、開放的なLDKをかなえた。

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    エントランスとLDKを隔てていた既存の壁は、4枚のガラス戸に変更して自然光を導いた。扉は大判ガラスの両面にエッチングを施し、メタルフレームで装飾してシンメトリーにデザイン。開け放した際に左右それぞれで2枚のフレームがぴったりと重なるよう設計して美しく見せている。
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    カラーガラスとレザーを幾何学的に配した壁が印象的なリビング。その両脇には、床から天井までの大判タイルを背景に寺田真由美氏による写真アートをディスプレー。
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    グレーに塗装した壁に映えるのが、黄色が鮮やかなシャガールのリトグラフ「ピエロ」。
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    ダイニングのシャンデリアやブラケットライトは、ベネチアガラスの老舗、Barovier & Tosoのもの。
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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「Nileport」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。