自らの価値観やライフスタイルを反映し、心地良い住まいを実現するリノベーション。せっかくの機会だから、不満を解決するだけでなく、暮らしそのものをアップグレードしたいもの。一方で、自分自身や家族と向き合い、理想を模索するプロセスには、なかなかの労力が必要となる。そんなときに頼りになるのが、確かな経験とノウハウを持つ空間づくりのプロフェッショナルだ。
独自のデザイン力と技術力を生かし、住宅からホテル、オフィス、商業施設、スポーツ施設まで幅広い分野で豊かな空間を提案する三井デザインテック。そんな同社の「デザインリノベーション」では、こだわりをとことん追求してハイエンドな住まいをかなえることが可能だ。リフォームプランナーが中心となり、家族構成やライフスタイル、趣味嗜好(しこう)、将来の変化などを見据えながら、間取りやインテリアをトータルで提案。住み手の想像を超える美しさや新鮮さ、心地良さがある住まいを生み出している。
「ご多忙な方も多いため、一度のヒアリングでできる限り好みやキャラクターを的確に捉え、想像力を膨らませながらデザインしています。一つひとつの細かな要素をオーナー様に選んでいただくのではなく、細部まですべてを完成させたプランを2、3案用意して見ていただきます。家具やカーテン、アートなども、付属物ではなく暮らしをかたちづくる重要な要素としてトータルで提案していますね」
そう話すのは、リフォームプランナーの野村亜由美氏だ。野村氏が担当した新築タワーマンションの一室のリノベーションは、郊外に本宅を持つオーナー夫妻の“平日の拠点〞がテーマ。「変形リビングとクローズドキッチンを明るくすっきりとした空間に」との要望から、二つあったバスルームを一つにし、開放的なLDKをかなえた。

