違いのわかる旅人向けの“洋上の住まい”

昨年誕生したばかりの最新のラグジュアリー客船ブランド・エクスプローラジャーニー。その1隻目となるエクスプローラⅠは、まさに“洋上の我が家”と言って差し支えのない快適さだ。海とのつながりを肌で感じながら、最上級の船旅を。

Photo   Text Mizuki Ono

昨年誕生したばかりの最新のラグジュアリー客船ブランド・エクスプローラジャーニー。その1隻目となるエクスプローラⅠは、まさに“洋上の我が家”と言って差し支えのない快適さだ。海とのつながりを肌で感じながら、最上級の船旅を。

違いのわかる旅人向けの“洋上の住まい” 、エクスプローラ ジャーニー
その日の気分で選べる四つのプールから「アスターンプール」をチョイスすれば、雄大な海と、船がたどってきた航跡を眺められる。昼食時には隣にあるレストラン「サクラ」から弁当ボックスのサービスも。

昨今、世界的な盛り上がりを見せている豪華客船の旅。高級ホテルブランドによる船の運航も相次ぐ中、ひときわ注目を集めているのが、ラグジュアリー客船ブランド・エクスプローラ ジャーニーだ。クルーズ事業を手掛けて半世紀の歴史を誇り、日本国内周遊クルーズでの人気も高まるベリッシマを擁するMSCクルーズの姉妹ブランドであり、その1隻目となる「エクスプローラⅠ」は昨年デビューしたばかりにもかかわらず高い人気を誇っている。

夏は地中海、冬はカリブ海を中心に運航する本船。その最大の特徴は、なんといっても自然の身近さだ。エクスプローラ ジャーニーのブランドミッションは、「OCEAN STATE OF MIND(海とのつながり)を届ける旅」を提供すること。そのため船内には、海を近くに感じるための工夫がなされている。たとえば、700㎡超の広さを誇るウェルネス&フィットネスエリア。室内はもちろん、屋外にもフィットネスマシーンが設置され、広い海を望みながら汗を流すこともできる。また、最大の魅力は四つのプールだ。船首方向に広がるデッキのパノラマビューを楽しめる「ヘリオスプール」、開閉式の屋根がある全天候型の「コンサバトリープール」、船尾にあり、航跡を眺められるインフィニティプール「アスターンプール」、そして大海原を見下ろしながら静かでリラックスした雰囲気があふれる小さな「アトールプール」。それぞれバーが併設されており、波音のリズムを感じながら軽食やドリンクを楽しむことも可能。海が与える開放感と癒やしを、存分に満喫できる空間といえる。

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    「オーシャンレジデンス(リトリート)」。約77~81㎡(63㎡の室内と14~18㎡のテラス)のレジデンス。スワロフスキー製の双眼鏡、専用バトラーなど、特別感のあるサービスも多数用意。全6室。
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    船内では、土産品、ロゴ入りオリジナルグッズ、日用品などを取りそろえたオリジナルセレクトショップだけでなく、カルティエ、ピアジェなどの高級ブティックでの買い物も楽しめる。ロレックスの正規店は、洋上初。
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    広い窓から、270度の海の景色を楽しめるラウンジ。外には展望デッキが併設されており、毎日午後4時にはアフタヌーンティーの提供も。夜にはグランドピアノの生演奏が行われることもある。
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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。