冬になるとエアコンの暖かさではなく、太陽のぬくもりが恋しくなる人も多いだろう。
エアコンは電気の力で空気を暖めるが、太陽は輻射熱で体をじんわり、芯から暖めてくれる。そんな太陽と同じ輻射熱で、人の体と部屋全体をやさしくパワフルに暖めてくれるのが薪ストーブだ。
日本でも人気が高まりつつあるが、薪ストーブを家具の一つとして捉える人は少ないのではないだろうか。一方、ヨーロッパにおいて、薪ストーブを「ヒーティングファニチャー(暖房家具)」という世界初の概念で解釈し、インテリアの世界へと押し広げた立役者が、ドイツ発祥の革新的薪ストーブ・ブランド「スキャンサーム」だ。これにより、4万台程度だった薪ストーブの市場が、一気に40万台規模にまで拡大。それまで薪ストーブに関心がなかった層にも、薪ストーブと炎の魅力を知らしめた。
なかでも注目したいのが、世界初の組み立て式薪ストーブ「エレメンツシリーズ」だ。モジュール化された火室と2種類のボックスを組み合わせることで、空間にぴったりとフィットする自分だけの薪ストーブを作ることができる。組み合わせは数百とおりにも及び、デザイン性と自由度を共存させた、革新的コンセプトの薪ストーブだ。
従来であれば、薪ストーブという異質なものを導入しようと思えば、それに合わせて家具も変更したくなるもの。
しかし、エレメンツシリーズは美しいたたずまいで名作家具や最先端のモダンな家具とも違和感なく調和する。ボックスを並べてベンチにするなど、薪ストーブを家具と一体化させ、火を囲んで憩うオリジナルの「ファイアーラウンジ」を作ることも可能だ。
特に3Sシリーズは炉内の保温性を高めるための複層構造や熱反射ガラスを採用しているため、外部が熱くなり過ぎず、従来の薪ストーブに比べて他の家具を近くに配置できるのが魅力。ガラスがすすで曇りにくいため、ゆらめく炎を常に最も美しい状態で眺められるのもメリットだ。
デザインを手掛けたのは、ドイツ・シュツットガルト在住の家具デザイナー、ヴルフ・シュナイダー氏。エレメンツシリーズの画期的なモジュール設計と高い品質により、クラフツマンシップの国 ドイツの鉄鋼関連企業がしのぎを削るスチールイノベーションアワードを受賞している。
手作業による削りと研磨を重ねた、研ぎ澄まされたラインやエッジの美しさは、炎の魅惑的な美とぬくもりを際立たせる。見た目だけでなく暖かさも申し分ない上に、わずかな薪燃料から最大限の炎を引き出す燃焼テクノロジーで、従来に比べて薪の消費量を抑えられる、環境にもやさしい薪ストーブであることも付け加えておきたい。
インテリアと一体化するデザイン性と機能性を兼ね備え、心まで暖めてくれるスキャンサームの薪ストーブ。自宅時間をより豊かで居心地の良いものにするヒーティングファニチャーとして、この冬、導入してみてはいかがだろう。
●ワンダーバル
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