新しい時代のインフラへ

近隣トラブルを事件へと発展させないために生まれた、近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」。ヴァンガードスミスにそのサービスの詳細をうかがった。

Photo Masahiro Goda Text Asuka Kobata

近隣トラブルを事件へと発展させないために生まれた、近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」。ヴァンガードスミスにそのサービスの詳細をうかがった。

そうして生まれた「Pサポ」の何よりもの特徴は、相談員が全員、元警察官であること。専門的な知識やノウハウ、ストレス耐性、豊富な現場経験などを備えた相談員が、最初の電話相談から対応してくれる安心感は絶大なものがある。

「解決へと導くために特に大切になるのは、正確に事実関係を把握すること。しかし、トラブルの渦中にある当事者は感情的になったり、事実と少し異なることを話すケースも少なくありません。元警察官は聴取のスキルも持っていますから、事実をうまく引き出しやすいのです」と中里香李氏も話す。

また、定額の会員制サービスで、月額数百円の会費を支払えば、相談時の追加料金や解決時の成功報酬がかからない点も特徴的。トラブルに直面してから対処法を検討するとなると、相談先やコストなどで悩んでしまい、どうしてもタイムラグが生じるのが通常だ。そこで「Pサポ」は困っている人を少しでも早く助けるシステムとして、平時から備えていざというときにすぐに相談できる会員制サービスを採用している。

「小さな不安や困りごとを気軽に相談できる“相談プラットフォーム”になりたいと思っています。私たちの存在が安心して暮らせる社会の実現につながるはず」と田中氏。現在は不動産仲介・管理会社に向けたサービス「mamococca」を販売しているが、今後は法人向けもリリース予定。トラブル解決支援サービスが私たちの暮らしに必要不可欠なインフラになる日は、そう遠くないだろう。

●ヴァンガードスミス
TEL 03-6205-7696 

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ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。