贅を尽くしたALOHAな空間

空港に降り立つその瞬間から、どこかハッピーな気持ちにさせてくれるハワイの魅力。 その魅力をぎゅっと凝縮したような安らぎに満ちた住まいを今、日本でも実現できるのだ。 エントランスドアを開ければ、そこには幸せで心地良い日常が広がっている。

Text Asuka Kobata

空港に降り立つその瞬間から、どこかハッピーな気持ちにさせてくれるハワイの魅力。 その魅力をぎゅっと凝縮したような安らぎに満ちた住まいを今、日本でも実現できるのだ。 エントランスドアを開ければ、そこには幸せで心地良い日常が広がっている。

「レイズド」と呼ばれる框扉のデザインが印象的なキッチンはアメリカ式。アイスクラッシャー付きの海外製冷蔵庫が設置可能なスペースも確保し、そのこだわりも海外さながら。
「レイズド」と呼ばれる框扉のデザインが印象的なキッチンはアメリカ式。アイスクラッシャー付きの海外製冷蔵庫が設置可能なスペースも確保し、そのこだわりも海外さながら。

今回、新たに完成したのは東京・三軒茶屋に建つマンションの一室。約140m²のメゾネットタイプの部屋が、ハワイアンに生まれ変わった。何よりも特筆すべきは、ハワイならではのおおらかな空気感を生み出すために細部にまでこだわったインテリアだ。

フロート型の洗面台に額縁ミラーを合わせてホテルライクに仕上げたパウダールーム
フロート型の洗面台に額縁ミラーを合わせてホテルライクに仕上げたパウダールーム。ミラーの両サイドにはアメリカ製のクラシカルなシェイドのブラケットライトを採用。

エントランスでは大胆なリーフ柄の壁が迎え、見上げれば約6mの吹き抜けに曲線を描くバルコニーが。クラシカルなシャンデリアや、アメリカのアンティークの金物を用いたシーリングライトと相まってハワイのラグジュアリーホテルを訪れたような気持ちにさせてくれる。

その先に広がるリビングダイニングで目を引くのは、天然溶岩石を貼った柱やモールディングを施した腰壁。さらにゆったりとまわるリーフデザインのシーリングファンや、ぽってりとしたペンキで仕上げた各部屋のルーバードア、框扉が美しいキッチンカウンターもアメリカならではのクラシカルで高級感のある住まいを彷彿とさせる。

室内はメゾネットタイプとなっており、上階へと上がる階段では、壁だけでなく蹴上にも趣向が凝らされた造りに。
室内はメゾネットタイプとなっており、上階へと上がる階段では、壁だけでなく蹴上にも趣向が凝らされた造りに。

また、コンセントやスイッチパネルもアメリカ式を採用し、設備機器のサインも英字で表記するといった徹底ぶり。どこにいてもその世界観が損なわれることなく楽園気分に浸れるからこそ、実際にハワイを訪れたかのような癒やしに満ちた日常を過ごすことができるのだ。

もちろん、日々の暮らしがより快適になるよう、インテリアだけでなく生活動線や使い勝手にもひとつひとつこだわっている。

ハワイのラグジュアリーホテルを彷彿とさせる寝室。どこにいてもハワイ気分に浸れること間違いなし。
ハワイのラグジュアリーホテルを彷彿とさせる寝室。どこにいてもハワイ気分に浸れること間違いなし。

現在、三軒茶屋のほか西麻布や代官山でも新たなプロジェクトが進行中。ハワインアンテイストの世界観を損なうことなく、ここまでラグジュアリーでクオリティーの高い空間をかなえたリノベーション物件はほかにはまずないのではないだろうか。都心で暮らすからこそ、ハワイで過ごすような幸せな毎日をぜひ過ごしてほしいものだ。

●ロイズアセット
TEL 03-6427-1927

※『Nile’s NILE』2021年9月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

1 2
ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。