人生を謳歌する住まい

シニアになった今こそ、若い時代にも増して生き生きと命を輝かせたい。そんな願いを具現化するのにふさわしい舞台がある。ラビドール御宿。房総の海を望む「高台の貴賓室」とも称すべきレジデンスだ。ここでの暮らしは、新世代シニアの新しい生き方を映すようだ。

Photo TONY TANIUCHI Text Junko Chiba

シニアになった今こそ、若い時代にも増して生き生きと命を輝かせたい。そんな願いを具現化するのにふさわしい舞台がある。ラビドール御宿。房総の海を望む「高台の貴賓室」とも称すべきレジデンスだ。ここでの暮らしは、新世代シニアの新しい生き方を映すようだ。

ラビドール御宿は太平洋を見下ろす高台に開かれた別荘地の一画に立つ桜
ラビドール御宿は太平洋を見下ろす高台に開かれた別荘地の一画に立つ。1万坪の敷地に一般居室はわずか204室。広々とした庭園や共用スペースを有する

好きなことをして、自由気ままに遊んで過ごす時間を手にする、そこにこそ今まで遮二無二仕事をし、社会に貢献してきたシニアがこれからを生きる醍醐味があるのではないだろうか。奇く しくもホイジンガというオランダの歴史学者が著書『ホモ・ルーデンス』の中でこう記している。

「遊ぶから人間だ」――。 逆に言えば、シニアが目指す人間らしい暮らしは、遊んでこそ得られるものだ、ということ。「ラビドール御宿」は、そんなシニアライフを堪能できる理想的な舞台である。

何よりも環境がすばらしい! 東京駅よりJR外房線特急で約80分と、都心に意外と近い。しかも国定公園に指定される美しい海岸線を持ち、温暖な気候と里山の自然に恵まれた、古くからのリゾート地だ。駅からレジデンスまで、海辺をまわり車で走るわずか数分の間に、陽光を受けて光る蘇そ 鉄てつの並木道や、2㎞にわたって続く白い砂浜、別荘の瀟洒な家並みなどを見やるうちに、現実世界からどんどん遊離していくよう。居住者の中には、「最初は週末や長い休暇を過ごすセカンドハウスとして利用し、時期を見て終ついの住処とする」人も多いそうだ。

  • 部屋には陽の光が満ち、鳥のさえずりも聞こえる。リビング 部屋には陽の光が満ち、鳥のさえずりも聞こえる。リビング
    部屋には陽の光が満ち、鳥のさえずりも聞こえる。※Lタイプ一般居室のリビングルーム(家具・調度品類は見本)
  • 15m、 3コースの室内温水プール 15m、 3コースの室内温水プール
    15m、 3コースの室内温水プールにはジャグジーも設置
  • 部屋には陽の光が満ち、鳥のさえずりも聞こえる。リビング
  • 15m、 3コースの室内温水プール

特筆すべきは、暮らしを豊かに彩る〝仕掛け〟が充実していること。何しろ約1万坪の敷地の3分の2が庭園なので、春になれば〝桜の園〟でお花見まで楽しめるのだ。また部屋にいながらにして、窓からの爽やかな風と暖かな日差しを身に受けながら、緑豊かな庭園とその向こうに広がる里山、房総の海が織り成す景色を眺めて過ごせる。日々、絵に描いたような「自然とともにある暮らし」を満喫できる。

パノラマ状の大きな窓から庭園を眺めながら食事を楽しめるダイニング
パノラマ状の大きな窓から庭園を眺めながら食事を楽しめるダイニング

加えて、趣味三昧の時間をサポートしてもらえる。例えばライブラリーで静かに本を読む、本格的な音響設備が整ったホールで楽器を奏でたり、合唱をしたり、茶室で心静かにお点前を、20畳の和室で囲碁を打つ、アトリエで絵を描く、陶芸をする……文化的な趣味を心から堪能できる。一方で、スポーツ系の趣味への対応もバッチリ。ジムやプールで体を鍛えるもよし、テニスコートで汗を流すもよし、近隣のゴルフ場で年間10回行われるラビドールゴルフ会(有料)への参加や、友人を招いてコースを回るもよし、リゾートホテルで多彩なアクティビティーを利用する感覚で楽しめる。

ラビドール内の同好会や御宿町のサークルなどに参加すれば、アクティビティーの幅はいっそう広がるだろう。

京都の南禅寺金地院「八窓席」の意匠を採り入れた茶室
京都の南禅寺金地院「八窓席」の意匠を採り入れた茶室

もちろんアクティブライフだけではなく、シニアの健康を守るメディカルサポートは、ラビドール御宿の同一法人が運営する財団付属診療所が敷地内に併設され、鴨川市にある亀田総合病院の医療支援も心強い。

自宅の書斎のように、ゆったりと過ごせる空間のライブラリー
自宅の書斎のように、ゆったりと過ごせる空間のライブラリー

また、介護が必要になった場合は親身な生涯ケアサポートを提供する。

シニアの願いは、「自分の好きなことをして今を楽しく生き、かつ必要な医療サポートを受けながら、元気に長生きする」こと。ラビドール御宿はその気持ちに応える、老人ホームの枠を超えた「自由」を提供する。

※『Nile’s NILE』2020年4月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。