大人の体は約55〜60%が水分で、水はさまざまな働きをしている。健康にとって不可欠なものなので、ペットボトルのミネラルウォーターを買い置きしたり、各地の名水をつめたウォーターサーバーを利用したり水にこだわる人は多いようだ。しかし、蛇口をひねれば水は出てくるのに、なぜわざわざ買い求めるのか。それはおいしくないからだ。
水道水は消毒のために塩素を使う。塩素を使うから安全に飲むことができるのだが、塩素のにおい(カルキ臭)があると、おいしくないと感じてしまう。しかし、塩素を取り除くことにデメリットがあることを私たちは忘れがちだ。時間が経つと細菌に汚染されやすい。一般的な浄水器が朝最初に使うときに、捨て水を勧めるのはそのためである。
ヨーロッパを中心に水道直結型浄水ディスペンサーのマーケットを確立しているウォーターロジック。一般的な浄水器と違うのは、独自のUV浄化技術、ファイヤーウォールにより、バクテリア除去率99.9999%を可能にしているところだ。これは紫外線UV-Cを当てて除菌するというもので、活性炭濾ろ過かシステムで残留塩素などを除去した後、水はUVランプ管を回るようにして通過。吐水口にもUV-Cが設置され、外からの細菌の進入を防いでいる。
品質と安全性については浄水器の世界水準である米国NSFインターナショナルの規格NSF/ANSI55Class Aと、NSF/P231とをWQA(米国水質協会)で同時に取得していることが証明する。家庭用浄水器でこの両方の認証を同時に取得したメーカーは世界初だという(2019年1月現在)。さまざまな企業が追随しようとしているが、いまだ唯一無二の技術だ。
浄水器本体はインテリアにマッチするスタイリッシュなデザイン。キッチンカウンターやリビングに置いても違和感なく溶け込む。優れた技術が搭載されているだけに気になるのはお値段だが、定額制サービス「Cube Sty le(キューブスタイル)」で、一般家庭は1カ月5,478円。この金額には水道に直結するための工事費と1年に1度のメンテナンス(フィルターなど備品も込み)も含まれる。しかも、水道水を利用するのでコストはさらに安くなる。プラスチックボトルを使用せず、配送する必要もないので、CO²の削減にも貢献する。ウォーターサーバーやペットボトルを購入する場合と比べたら、そのコストの差は一目瞭然である。
常温水・冷水・温水・高温水の機能が搭載され、さまざまなライフシーンで利用できる。最近は健康のために冷たい水を飲まない人も増えているが、おいしい常温水を浄水サーバーで楽しめるのはキューブだけである。健やかな暮らしに水は不可欠だが、おいしく安全に、そして環境にもやさしいことを考えたら、選択肢は一つしかない。99.9999%の除去率にウォーターロジックの自負がある。
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※『Nile’s NILE』2020年4月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています