真の心地良さをかなえるモダンな邸宅

上質な暮らしを30年以上にもわたり実現してきた積水ハウスの鉄骨2階建て住宅「イズ・シリーズ」が、2017年4月にリニューアル。その一つである「イズ・ロイエ」が先進の心地良さを、モダンかつラグジュアリーな空間で提案する。

Text Asuka Kobata

上質な暮らしを30年以上にもわたり実現してきた積水ハウスの鉄骨2階建て住宅「イズ・シリーズ」が、2017年4月にリニューアル。その一つである「イズ・ロイエ」が先進の心地良さを、モダンかつラグジュアリーな空間で提案する。

遮るものなく視界が広がる気持ちのよいリビング。天井に設けた強靭な梁により、柱を設けることなく最大7mもの大空間が実現する。
遮るものなく視界が広がる気持ちのよいリビング。天井に設けた強靭な梁により、柱を設けることなく最大7mもの大空間が実現する。

積水ハウスの鉄骨2階建て住宅の中でもラグジュアリーなフラッグシップラインとして知られる「イズ・シリーズ」。同シリーズは1984年の登場以来、30年以上にもわたるロングセラーとして、常に時代に応じた上質な暮らしを提案し続け、信頼と実績を積み上げてきた。その一つである「イズ・ロイエ」が、2017年4月にリニューアル。新たな挑戦を感じさせる邸宅に生まれ変わった。

室内に入るとまず驚かされるのが、どこまでも伸びやかに視線が広がる空間。自然をより身近に感じることのできる「スローリビング」がさらなる進化を遂げ、これまで以上に心地良い暮らしを実現している。軒下空間が大開口サッシにより室内とフルフラットで連続し、柱のない広々としたリビングダイニングとともに開放的な雰囲気を醸し出す。明るい光、爽やかな風、青々と茂る緑。自然の恵みを享受する、室内外が一体化したような空間が、豊かな日常を演出してくれる。

このような空間を可能としているのが、独自開発の新構法「ダイナミックフレーム・システム」だ。天井高2740㎜、最大スパン7000㎜の大空間が、「スローリビング」の魅力を進化させ、フレキシブルな暮らしを実現。大開口により室内外をシームレスにつなげているが、業界トップレベルの断熱性能を持つ超高断熱アルミ複合サッシ(SAJサッシ)を採用することで、快適な住まいとしている。

寄棟屋根の外観デザイン。テクスチュアが美しい「ダインコンクリート」や、2階の「オーナメントピラー」が重厚感を醸し出す。
寄棟屋根の外観デザイン。テクスチュアが美しい「ダインコンクリート」や、2階の「オーナメントピラー」が重厚感を醸し出す。
リビングから2段下がった「ピットリビング」。床を下げると包まれるような居心地の良さが生まれるだけでなく、天井がより高くなり伸びやかに。
リビングから2段下がった「ピットリビング」。床を下げると包まれるような居心地の良さが生まれるだけでなく、天井がより高くなり伸びやかに。

また床に段差を設けた「ピットリビング」や「ステージリビング」、吹き抜けをバランスよく配置し、より刺激的で楽しい空間を提案。床や天井の高さにメリハリがあると、室内を移動するたびにドラマチックに印象が変わり、日々の暮らしを新鮮な気持ちで送ることができる。多様性に富んだ居場所を多く設けているため、シーンに合わせて家族それぞれが好みのスタイルでくつろげるのもうれしい。

インテリアは、上質な無垢材やタイルなど本物の素材の質感を生かし、エレガントで洗練された印象に。住み手の個性や好みに合わせてニュアンスのあるカラーをミックスし、モダンでありながら居心地の良い空間に仕上げている。

また美しく端正なたたずまいがイズ・ロイエの特徴でもある。独自開発の外壁材「ダインコンクリート」が醸し出す外観の重厚感はもちろん、さらなるファサードのアクセントとして生まれたのが「オーナメントピラー」だ。深い軒がかかるバルコニーを設け、その外側に彫りの深いテクスチュアを施した列柱を配置することで、より重厚で洗練された印象を与えている。

進化した新構造「ダイナミックフレーム・システム」を取り入れ、住まいの可能性をさらに追及したイズ・ロイエ。重厚感や上質感だけでなく、ライフスタイルを柔軟に反映した、もう一つ先の自分らしい住まいが、充実したひとときをかたちづくり、本当に豊かな暮らしを届けてくれるだろう。

※『Nile’s NILE』2017年5月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。