「音楽の美しさが100%伝わるか、80%かで、感動の度合いが違います。だから徹底的にポテンシャルを高めました。コンサートホールやライブ会場での感動とはまた違った、高品質な再生音楽を楽しむのがオーディオの醍醐味。製品を通じて感動を届け、人生を豊かにして欲しいという思いです」
という廣川氏。芦澤氏もこう語る。
「オーディオルームで、一人音楽の世界を楽しむのもいいんですが、私どもの製品をお求めになる方には、リビングで音楽を流しながらホームパーティーを楽しまれるケースも多い。ゆっくり音楽を聴きながらレシピを考えるという世界的なシェフや、気を張っている時間が長い分、いい音楽でリラックスする時間を大切にしているという経営者や弁護士の方もいらっしゃいます」
究極の音を日々の生活の中に自然と取り入れることほど贅沢なことはない。そこには感動や癒やし、クリエイティブなインスピレーションがある。リビングに置かれた重厚かつ洗練された外観のオーディオ・ノートのアンプに、真空管のほのかに温かみのある灯がともり、ターンテーブルのレコードに針を落とす―、そこから始まる特別な時間を心ゆくまで味わいたい。
●オーディオ・ノート
TEL 044-520-3150
※『Nile’s NILE』2020年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています