
創業21年目を迎え、ますます円熟のホスピタリティーで、都会のオアシスとして多くのゲストを迎え入れているグランド ハイアット 東京。フランス料理から中国料理まで、多彩なレストランの存在も、その魅力の一つとして際立っている。これまでもさまざまな食体験でゲストを楽しませてきたが、今回また新たに、心弾むコラボレーションの知らせが届いた。
中国料理「チャイナルーム」において、2月25日から3月1日まで、姉妹ホテルであるパーク ハイアット 広州で広東料理「悦景軒」を率いる、料理長ジェイコブ・ホアン氏を招聘し、特別メニューを披露してくれることになった。
「悦景軒」は、ミシュランガイドに並ぶ「ブラックパール レストランガイド」で今年まで8年連続で1ダイヤモンド(一つ星に相当)を取得するほどの実力派レストラン。季節の食材をふんだんに使った、滋味豊かな料理は必ずや足を運ぶに値する。ホアン氏は食材にこだわり、自然農法を取り入れたエコファームから仕入れた野菜や、持続可能な手法で獲られた海の幸を使用するなど、広東料理の歴史に敬意を払いながらも、現代のニーズに合わせた、新しい広東料理を創り出している。
なかでも、シグニチャーディッシュとして名高い「豚のクリスピー焼き」は、細心の注意を払った火入れにより、皮はクリスピー、肉はふっくらジューシーと、見事な完成度を誇る。また、「渡り蟹と春雨の煮込み」は、蟹のうまみを引き出したスープに春雨を合わせ、しっかりとそのコクを絡めたやみつきになるおいしさだ。そんな「悦景軒」を代表する逸品を組み込んだ多彩なランチコースやディナーコース、アラカルトが体感できるのだからうれしい。
国際的なホテルブランドならではの魅力あふれるコラボレーション。この機に、本場の広東料理に触れてみるのは、料理好きにはたまらない喜びではないか。また、一部の料理は、ホアン氏のレシピを受け継ぎ、チャイナルームのシェフたちにより、限定メニューとして5月31日まで供される。
●中国料理 チャイナルーム
TEL 03-4333-8785