京都産きゅうり
きゅうりのムースでは、京都のきゅうりを使用。
「このきゅうりは目が詰まった印象で、風味も強く感じられる」と飯塚さん。ムース、すなわちホイップしたクリームときゅうりの組み合わせはフランス料理ならでは。
「フランスのきゅうりは大きくて実が厚く、味も濃かった。生も食べますが、種を除いてソテーにしたり、クリームを入れてスープにしたり」
そのスープを洗練させたのが、今回のムースだ。
それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。