
(左上)銀座小十 奥田透(下段 左から)リストランテホンダ 本多哲也/リューズ 飯塚隆太/茶禅華 川田智也(右上)エスキス リオネル・ベカ
五感の芸術
料理とは、いかにきれいでもいかに美味でも、食べてしまえば全て終わり、あとは記憶に残るだけ。料理が瞬間の芸術と言われるゆえんだ。
しかし、その記憶は何年も年十年も我々の五感の中に残り続ける。
この瞬間の完成に全エネルギーを注ぐ五人の料理人が、ポップアートの天才アンディ・ウォーホルの世界に挑む。ウォーホルを背景に、時の芸術家たちは何を創り出すか。
五感の芸術を味わうとしよう。
五感の芸術 目次
銀座小十 奥田透
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「アンディ・ウォーホルといえばマリリン・モンローの絵を思い浮かべます」リストランテホンダ 本多哲也
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「今回、『ウォーホルがテーマの料理』というお題を投げられたとき、一つの作品からインスピレーションを得ようとは思いませんでした。それだとまねになってしまいそうで」リューズ 飯塚隆太
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ウォーホルの言葉『僕を知りたければ作品の表面だけを見てください。裏側には何もありません』は「一理あるでしょう。でも僕はこの言葉に、完全には賛成しかねるんです」茶禅華 川田智也
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「今回『ウォーホルをテーマにした料理』と聞いて、2羽の孔雀(くじゃく)の絵をパッと思い浮かべました」エスキス リオネル・ベカ
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「絵をよくよく鑑賞し、読み解き、ウォーホルが何を描きたかったのかという気持ちに思いをはせ、それらを一度自分の中で咀嚼した後に、食材と向き合いました」