Philippe Pacalet フィリップ・パカレ
2001年に独立した、ブルゴーニュの自然派ワインの風雲児、フィリップ・パカレ。ムーラン・ナ・ヴァンは風車の下に広がる優良区画であり、樹齢50年以上の古樹ならではの熟した果実のアロマと華やかな透明感が特徴。熟成させることでコート・ドールのピノ・ノワールのような複雑な味わいに変化する。
Michel LAFARGE ミシェル ラファルジュ
19世紀初頭から元詰めを始めたブルゴーニュでは最も早いドメーヌの一つ。オーガニックで育てたぶどうを古典的な方法で醸造し、熟成することでビロードのような舌触りと複雑味が楽しめる。樹齢45年の葡萄を用いたフルーリー クロ ヴェルネは、濃縮感とミネラル感のある強い果実味が特徴。
ROCHETTE ロシェット
1981年にロシェット夫婦が設立。伝統的な無除梗(むじょこう)による醸造の後、大樽で熟成することで、まろやかで深みのある味わいに。モルゴンの丘で栽培されたガメイを用いたモルゴン コート デュ ピイ キュヴェ XVIIは、チェリーやブラックベリーのアロマが華やかなリッチな味わい。
Marcel Lapierre マルセル ラピエール
「フランス自然派ワインの父」と称されるマルセル・ラピエールの遺志を継承。村や畑ごとの酵母にこだわった、ピュアで繊細かつ濃密な味わいで知られる。モルゴン区画の樹齢の若いガメイを用いたレザン ゴーロワは、葡萄そのものを絞って熟成させたような軽快な飲み口が魅力。
「ボジョレーのヴィンテージ 後編」へ続く