2020年12月19日、国内旗艦店である青山店を「タトラス コンセプト ストア 青山店」としてリニューアルしたタトラスが、同ストアの3階に、新業態となる会員制のフレンチレストランをオープン。“香りの遊び”と“色彩の旅を体現”をコンセプトとした「パー レ セゾン」だ。料理監修は、パリの星付きレストランで活躍してきた茂田尚伸氏が担当。料理長は国内の星付きレストランや五つ星ホテルでシェフとして腕を磨いた松石匡伯氏が務める。
月ごとに変わるコースメニューでは、店名にもなっている四季を、旬の食材や花、ハーブなどの色と香りで演出。季節に合わせて厳選したフランス食材と江戸東京野菜や地域の素材に、藁で燻した香り、薪を炊いた香り、炭の香ばしい香り、香辛料を煎った芳香などと組み合わせ、正統派のフレンチの枠を超えた「驚きと感動」が詰まった料理を提供するという。またコース料理には、約300銘柄を常備するワインセラーから、国際ソムリエ資格およびソムリエエクセレンス資格認定者でもある池田健太郎氏がセレクトしたワインペアリングを楽しむことも可能。季節の移ろいを閉じ込めた料理で、四季の美しさを味わってみては。
※『Nile’s NILE』2021年1月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています