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天領 飛騨高山
春の高山祭「山王祭」近年、徳川幕府の領地であったため幕領と言われることが多くなった。しかし天領を、天から授かった領地と解すれば、これほど高山にふさわしい称号はない。天が授けるほどに肥えた地味は、山野の豊かな食材や上質な木材、銀や銅、鉛などの鉱物資源を生み出し、江戸時代の豪商を生み出し、今に続く繁栄を作り出している。
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東北緑色革命
自在房蓮光が開いた平安時代の荘園骨寺村荘園遺跡
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不可思議な羊の正体
羊のまち――士別旭川の北、50キロ程にある士別市では、大雪山系の伏流水のミネラル成分豊富な水を使い、農業だけでなく畜産業も盛んだった。農家の高齢化が進み、畜産業から離れる人が多い。そんな中「羊」をまちおこしの要にしようと6年前から動いている。
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豊後水道
一本釣りにこだわる漁師たちがいる -
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不可思議な羊の正体
羊の島――焼尻島札幌から北へ約200キロ、北海道北部の西海岸・羽幌町の沖合いに浮かぶ焼尻島。ここは、右も左も見えるは羊ばかりという光景が広がる、まさに“羊の島”だ。強い風にさらされながら、島の3分の1を占める広々とした牧草地で羊たちが放牧されている。
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最西端の島、福江
鬼門と繁栄大小152もの島々が連なる五島列島で、最も大きいのが福江島だ。自然豊かなこの島には、海があり、山があり、うまいものがたくさんある。福江島を訪ねて、五島の壮大な歴史のロマンに浸り、雄大な自然の恵みを味わって全身で感じる。そんな旅をした。
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長崎喜遊曲 豊饒と冒険と
スマート・ネイビーの栄光 佐世保佐世保は明治の初期まで、人口約4000人の寒村だった。ところが1899(明治22)年に旧海軍の鎮守府が置かれて10数年で、「村」から「町」を飛び越えて、5万人の人口を擁する「市」になった。驚異的な発展を遂げた佐世保が内包する“スマート・ネイビーの栄光”を求める旅に出た。
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長崎喜遊曲 豊饒と冒険と
そして女たち、永遠の国際都市 長崎長崎港、山手の外国人居留地、唐人屋敷、出島、花街・丸山……。急な石畳の坂が迷路のように交錯する長崎の町を歩くと、幕末から明治維新にかけての「激動する日本の姿」が見えてくる。それは、産業の近代化と資本主義に挑んだ男たちと、彼らを支えた女性たちがつづったドラマである。
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長崎喜遊曲 豊饒と冒険と
近代日本、その栄華の「証言者」 軍艦島鎖国時代にあっても、海外に向かって開かれていた長崎。異国の文化や人、モノに日常的に触れる中で、町も人々もごく自然に、国という枠に縛られない自由で先進的な気質を獲得した。安政の開国を境に、より国際色が豊かになった長崎には、だから新しい時代を創ろうとする急先鋒が集結し、跳梁跋扈の活躍をした。資本主義の勃興――それは、長崎で起こるべくして起こったのである。
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The Value of Aoyama·Omotesando
青山・表参道は若者から大人までもが行き交い、最先端のファッション、レストラン、インテリアショップなどが軒を連ねる街。この街が人々に与えるバリューとは?そして人々を魅了し続けるこの街のコンテンツとは?過去から現在に至るまでの街の記憶をたどりつつ、この街の価値をつくってきたものを一つひとつ探ってみよう。
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豊穣の地で育まれる伝統野菜
北に鳥海山、南に出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)と東側は険しい山に囲まれ、西側は日本海に臨む山形県庄内平野。さらに、最上川や赤川といった大きな流れが大地を潤す、実り多き土地である。米どころとして知られているが、近年、この地で作られていた“伝統野菜”が注目されている。その中でも、“全国区”となったのがだだちゃ豆。産地・鶴岡では田を畑に転作し、だだちゃ豆を作る生産者も多いそうだ。ほかにも、種を絶やさず受け継いで作られている伝統野菜や、復活を遂げたものもある。この地に残る伝統野菜を手掛かりに庄内平野の豊かさを探る。
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東北緑色革命
太古の森、その原風景を探す女神山――白糸の滝
畠山さんら「牡蠣の森を慕う会」による植樹運動をきっかけに、広葉樹を主体とする“森”をつくる活動が全国に広がってきた。このような新たなカタチの森づくりへの関心が高まる中、同じ東北で昔から姿を変えずにある森の原風景を求めて、ブナの森に覆われた女神山を歩いた。清水をたっぷり蓄えたこの山には、さまざまな生き物が心地よく暮らす。