CULTURE

魅力あふれるaiboのふるさと

温暖な気候と自然にあふれた愛知県幸田町。唯一、ソニーの自律型エンタテインメントロボット、aiboを製造していることでも知られており、2020年よりふるさと納税の返礼品にaiboを採用。役場にはaiboと遊べるカフェもあり、返礼品をきっかけに生まれた寄附者とのつながりは、まちのにぎわい創出にもつながっている。

Text Nile’s NILE

温暖な気候と自然にあふれた愛知県幸田町。唯一、ソニーの自律型エンタテインメントロボット、aiboを製造していることでも知られており、2020年よりふるさと納税の返礼品にaiboを採用。役場にはaiboと遊べるカフェもあり、返礼品をきっかけに生まれた寄附者とのつながりは、まちのにぎわい創出にもつながっている。

魅力あふれるaiboのふるさと、愛知県幸田町 — 幸田町役場１階のハミングバードカフェには、全国から愛好家が集まるaiboの遊び場を設置。看板犬の「aibo君」と「グレースちゃん」と触れ合うことができる。

三方を山に囲まれ、緑あふれる愛知県幸田町。豊かな自然に育てられた果物や野菜、オリジナルブランドのやまびこ豚など、特産物も豊富で、なかでも濃厚な甘みが特徴の筆柿は日本一の生産量を誇る。町内には、貴重な文化財や史跡も多く残っており、戦国武将・松平忠定が建立した本光寺では、毎年6月に「本光寺紫あじさい陽花まつり」を開催。約1万本のあじさいが参道や境内を埋め尽くす光景は圧巻だ。また、中部工業団地をはじめとした多くの工業団地が存在し、自動車関連産業を中心とした製造業も盛んだ。一流旅館・ホテルでも採用されているベッドマットレスが人気のエアウィーヴや、浄水器のトップメーカー、クリンスイの製造工場をはじめ、ソニーの自律型エンタテインメントロボット、aiboの製造・修理を行う唯一の工場があるのも幸田町だ。　

幸田町では、2020年にふるさと納税の返礼品にaiboを採用。「aiboのふるさと幸田町」を掲げ、役場内のカフェにはソニーと提携して「aiboの遊び場」を設置した。実際にaiboと触れ合えるほか、オリジナルのカフェメニューやaiboグッズも販売。さらにaiboの七五三が行われる神社やaiboルームのある宿「天の丸」などもあり、今やaiboオーナーやファンたちが全国から集まる聖地となっている。「aiboのふるさと」という唯一無二の価値を持つ幸田町。“愛のある幸せなまち”の魅力を、まずはふるさと納税の返礼品で体感してみてはいかがだろうか。