能楽堂を借景に 日本文化を味わう

セルリアンタワー東急ホテルにて、料亭「セルリアンタワー数寄屋」がオープン

セルリアンタワー東急ホテルにて、料亭「セルリアンタワー数寄屋」がオープン

1月まで営業していたセルリアンタワー数寄屋金田中から引き継ぎ、今回ホテル直営にて新たに開業。能楽堂を借景にしての特別な食事の時間をぜひ楽しんでほしい。
1月まで営業していたセルリアンタワー数寄屋金田中から引き継ぎ、今回ホテル直営にて新たに開業。能楽堂を借景にしての特別な食事の時間をぜひ楽しんでほしい。

セルリアンタワー東急ホテルの地下2階に位置し、 広間(30畳)・次の間(12畳)・茶室(6畳)からなる伝統的な建築様式である数寄屋造り(すきやづくり)で、 隣接する能楽堂を借景として望める料亭「セルリアンタワー数寄屋」。日本の魅力が再注目される今、「新しい日本文化の発信」をテーマに、料亭内は「横山大観」「東山魁夷」「濱田庄司」などの掛け軸や花器といった名品で設え、和の風雅と建築の美しさを感じながら、 会席料理の真髄を楽しめる。

料理はフランス共和国政府より「農事功労章‐オフィシエ」や、 厚生労働大臣より「令和元年度卓越した技能者の表彰“現代の名工”」などを受章し、 日本の料理界を牽引する一人である総料理長の福田順彦氏がプロデュース。調理長には「ザ・キャピトルホテル 東急」の日本料理「水簾」で副調理長を務めた鶴田敬氏が就任した。フランス料理とのコラボレーションといった新しい取り組みも行う。

また、昼夜各1日1組限定の完全予約制のため、コロナ禍であっても密を避けて過ごせるのも魅力のひとつ。接待などのビジネス利用や、 結納や法事といった家族の集まりのほか、 日本文化の魅力を発信する場所として、 渋谷円山町に今も息づく「芸者遊びの体験」や茶室を活用した「茶会」なども企画するそう。

日本文化が凝縮された空間で、その豊かさや奥深さを感じに訪れてみてはいかがだろう。

※公演中は能楽堂を見られない場合があります

料亭「セルリアンタワー数寄屋」
東京都渋谷区桜丘町26‐1 セルリアンタワー東急ホテルB2F
TEL03-3476-3000
www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h/restaurant/sukiya/index.html
席数:最大14席(2名より予約受付可)
営業時間:昼11:30~15:00  夜17:00~23:00
※東京都の時短要請により変更になる可能性がございます
定休日:なし

※『Nile’s NILE』2021年4月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。