デザインと走行性能を追求したレクサスの新モデル
カンカン照りの青空から突如、どしゃぶりの雨、落雷、そしてまた晴天……。伊豆修善寺を訪れた日、目まぐるしく変わる空模様を眺めながら、修善寺温泉街から少し足を延ばしてレクサスとともに中伊豆ワイナリーシャトーT.Sまでドライブに出掛けた。ソフトトップの心地よい雨音を聴きながら、LC500コンバーチブルの快適さを改めて思う。どんな天候でも自然とつながるスポーティーなドライブは存分に楽しめた。
LCは、「独創的なデザインや優れた走行性能」を追求したレクサスのフラッグシップモデル。そのコンバーチブルは、後方にかけて滑らかに厚みと張り出しを増すエレガントなフォルム、インテリアまでエクステリアの一部と考えた統一感のあるデザインで、ひと目で心を引きつける。ソフトトップが採用された理由は、軽量さと、コンパクトな収納を実現するため、そして常にコンバーチブルであることの誇りを表現するため。無駄のない、流れるようなルーフの開閉操作にも、製造者の飽くなきこだわりが感じられる。
プロレーシングドライバーの三浦健光氏は、このクルマに試乗した感覚をこう語っている。
「走り出しの滑らかさ、すべてのパーツが連動したスムーズな動きの気持ちよさはレクサスならでは。カーブでは丁寧に向きを変えながらも一切の遅れがありません。そして加速すると、重力がドンと体に響き、V8エンジンのサウンドを聴きながらクルマと一体になれるのです」
修禅寺温泉街に戻り、町の中心に位置する修禅寺へ参拝した後は、竹林の静寂の中に立つ宿、伊豆修善寺温 柳生の庄に到着だ。温泉で心身を癒やし、ゆったりとくつろぐながら今日のドライブを振り返る。五感をクルマとともに研ぎ澄まし解放する……そんな至上の体験が、旅をより深く、快いものにしてくれた。
●レクサス インフォメーションデスク
TEL 0800-500-5577
※『Nile’s NILE』2020年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています