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ランドローバーとラグビーの絆

9月20日の開幕から44日間、列島を沸かせたラグビーワールドカップ(RWC)2019日本大会。RWCが閉幕すると“ラグビーロス”という声があちこちから聞こえてくるほど、ラグビー旋風が吹き荒れたのだ。2011年のRWCからワールドワイドパートナーを務めるランドローバーは、さまざまなサポートをし、今大会も大いに盛り上げた。

Photo TONY TANIUCHI Text Nile’s NILE

9月20日の開幕から44日間、列島を沸かせたラグビーワールドカップ(RWC)2019日本大会。RWCが閉幕すると“ラグビーロス”という声があちこちから聞こえてくるほど、ラグビー旋風が吹き荒れたのだ。2011年のRWCからワールドワイドパートナーを務めるランドローバーは、さまざまなサポートをし、今大会も大いに盛り上げた。

リーチ・マイケル選手とランドローバー
11月3日のラグビーワールドカップ(RWC)2019日本大会の閉会式で、新型「ディフェンダー」がランドローバー・ブランド・アンバサダーであるリーチ・マイケル選手とともに登場。アジアプレミアを華々しく飾った。南アフリカに優勝トロフィーを届ける元ニュージーランド代表の主将リッチー・マコウさんを乗せ、個性あふれるシルエットで会場を魅了した。

ラグビーワールドカップ(RWC)がアジア初、そして強豪国(ティア1)以外で初開催となった今大会は、日本が大躍進を遂げた。攻撃ラグビーでアイルランド、スコットランドといった強敵を次々に倒し、見事、史上初のベスト8対南アフリカ戦を観戦するために来日した英国のヘンリー王子は、「日本は大会を通じて開催国として、信じられないほど、素晴らしい仕事をしている」とコメント。ラグビー発祥の地である英国の王室から、こんなにも評価してもらえたのは、日本大会が大成功した証しといえるだろう。

各国代表のレジェンドらが集結

20年以上にわたりグラスルーツからトップリーグまで、あらゆるレベルのラグビーの活動をサポートしているランドローバーは、RWC日本大会のレガシーに向けても、いち早く動き出していた。 日本ラグビーフットボール協会(JRFU)とともに、インパクト・ビヨンド(日本とアジアでラグビーを普及させるプログラム)の一環として「全国一斉ラグビー体験会」を開催。ラグビー未経験の子供たちを対象にした体験会ながら、なんと講師陣はラグビー界のレジェンドたち。世界中から、ランドローバーのブランド・アンバサダーを務める強豪国の元代表選手が駆け付け、快く参加したのだ。集結した元代表選手は、イングランドのジョニー・ウィルキンソンさん、ローレンス・ダラリオさん、南アフリカのブライアン・ハバナさん、アイルランドのブライアン・オドリスコルさん、日本の廣瀬俊朗さんといった面々である。

  • ラグビー界のレジェンド ラグビー界のレジェンド
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まずは、アンバサダー(元代表選手)と早稲田大学ラグビー部の部員が鬼になって、子供たちを捕まえていく手繋ぎ鬼ごっこで、ウォーミングアップ。続いて、ステップ&トライ、タックル、キックの3部門に分かれて、アンバサダーらが見本を見せたり、手取り足取りで教えた。子供たちと積極的に触れ合いコミュニケーションがバッチリだった廣瀬さんが「今日のラグビーは楽しかった?」と聞くと、子供たちは声をそろえて「はーい」と返事。加えて「もっとラグビーをやりたい!」「試合をしてみたい」「スクラムを組んで押し合いたい」などの声があちこちから上がった。

RWC×ランドローバー

2011年のニュージーランド大会からワールドワイドパートナーを務めているランドローバーはもちろん、日本大会も全力でサポート。大会期間中、各国の出場選手や大会関係者、ボランティアの移動をサポートするオフィシャルカーを275台提供し、さまざまなイベントやプログラムを実施することで、大会を盛り上げた。パートナーとして重要な役割の一つに、代表選手とともにグラウンドに入場するマスコットキッズの選定がある。日本からは706人が応募し、そのうち69人が全国12会場でマスコットキッズとしてグラウンドに立った。こうした一生に一度の夢舞台を用意するランドローバーは、ブランドのフィロソフィーである“ABOVE & BEYOND”の精神にのっとり、大きな夢をつかむ、またさらなる高みを目指すきっかけにしてほしいという考えだ。

ディスカバリー ラグビーワールドカップ2019スペシャル エディション
アジア初開催となるRWC日本大会の開会式に登場した「ディスカバリー ラグビーワールドカップ2019スペシャル エディション」。RWCと3大会連続でパートナーシップを結んでいるランドローバー。日本のブランド・アンバサダーを日本代表のリーチ・マイケル選手と田村優選手、元代表の廣瀬俊朗さんが務める。

西日本最大のラグビー場となる大分スポーツ公園総合競技場で行われた準々決勝(ウェールズ対フランス)で、マスコットキッズとして、その堂々たる姿を披露したのが、さいたま市在住の杉浦来願(レウォン)君(12歳)と、千葉市在住の中尾日南汰(ひなた)君(13歳)である。

ウェールズのマスコットキッズを務めた杉浦君はキャプテン、アラン・ウィン・ジョーンズ選手に「今日は頑張ってください」と英語で話した。

これは杉浦君自身が英語で気持ちを伝えようと決めたという。さらにウェールズのマスコットキッズになることがわかって1週間しか時間がなかったが、国歌をしっかりと覚え選手たちと一緒に斉唱した。対するフランスのマスコットキッズを務めた中尾君は、「とても緊張した」と振り返る。「フランスのギエム・ギラド選手が僕の手をしっかりと握ってくれて、とても心強かった。まるでチームの一員として迎えてくれたかのような温かさを感じました」と、ギラド選手のあつい心使いを受け止め、ともに堂々と入場した。

新型「ディフェンダー」デビュー

RWCの決勝戦の終わりを告げるホイッスルが鳴り響いた後、白熱した試合を制した南アフリカに優勝トロフィーを届ける特別プレゼンターとして、日本代表のキャプテンであり、ランドローバー・ブランド・アンバサダーでもあるリーチ・マイケル選手が運転する新型「ディフェンダー」が登場。RWCの閉会式で華々しく、アジアデビューを飾った。

ランドローバーのチーフ・デザイナーを務めるジェリー・マクガバンさんは「ランドローバーの中で、堅牢性を定義づけるクルマがディフェンダーです。冒険心、好奇心にあふれ、コミュニティーに価値を見いだし、より良くしようと必死に努力をする人々のためのクルマといえます。この価値観は、世界中のラグビーファンのそれに通じるもの。新型ディフェンダーをRWC日本大会で披露することができて、とても光栄です」と話した。

ウェールズのマスコットキッズ
10月20日に開催された準々決勝、ウェールズ対フランス戦。ウェールズのマスコットキッズを務めたのが、さいたま市在住の杉浦来願君(右)、フランスは千葉市在住の中尾日南汰君(左)。ランドローバーは、96人のマスコットキッズの募集から、選定、当日のサポートまでを担当した。

●ランドローバーコール TEL0120-18-5568

※『Nile’s NILE』2019年12月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。