ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ2022 受賞作品

2022年度は、京都伝統工芸大学校および金沢美術工芸大学に在籍する学生を対象に、卒業制作・修了制作が支援された。

2022年度は、京都伝統工芸大学校および金沢美術工芸大学に在籍する学生を対象に、卒業制作・修了制作が支援された。

金沢美術工芸大学

金沢美術工芸大学は、1946年、工芸美術の継承発展と、地域文化と産業の振興を目指して創立。未来社会を拓くクリエーターの育成、創造的かつ先端的な文化を担う人材の育成、さらに、平和と共存に貢献する人材の育成を、教育目標として掲げている。
個性豊かな教育や研究活動に取り組むとともに、金沢の発展の一翼を担っている。

金沢美術工芸大学からは、以下の5名が優秀作品として選ばれた。

「ヴァン クリーフ&アーペル デザイン スカラーシップ 2022」金沢美術工芸大学
(左上)「魚骨」矢賀 紀蓉佳さん(美術工芸学部 工芸科 染色工コース4年生)
(左下)「age2022-23」多賀 直さん(美術工芸学部 工芸科 漆木工コース4年生)
(中上)「水環琴」太田 魁さん(美術工芸研究科 修士課程 工芸科 漆木工コース2年生)
(中下)「for」花井 円香さん(美術工芸学部 工芸科 金工コース4年生)
(右)「きらめく」桝井 沙織さん(美術工芸研究科 修士課程 工芸科 金工コース2年生)

ヴァン クリーフ&アーペル

スカラーシップを支援するヴァン クリーフ&アーペルは、ダイヤモンド職人アルフレッド・ヴァン クリーフと宝石商の娘エステル・アーペルとの結婚を機に、1906年、パリ ヴァンドーム広場に創業したハイジュエリーメゾン。

創業以来一世紀以上にわたり、ミステリーセット™技法やミノディエール、ジップネックレス、アルハンブラ®モチーフなど、詩情あふれる独創的な作品を生み出してきた。また、心を揺さぶる特別な個性をもつ宝石(ピエール ド カラクテール™)と、メゾン専属の職人たちが伝えるサヴォアフェールが、魔法のように人を魅惑するジュエリーと時計の数々を生み出している。

●ヴァン クリーフ&アーペル
www.vancleefarpels.com

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。