「水の旅」をコンセプトに堂々オープン
10月10日、世界のデザイナーズブランドのフラッグシップショップが並ぶ東京 青山に「レクサスインターナショナルギャラリー青山/レクサス青山」が誕生した。レクサス直営ショールームとして東京 高輪、東京 台場のMEGA WEB、名古屋ミッドランドスクウエアに続く全国で4か所目となる同ギャラリー。街並みに自然に溶け込むような上質な外観、吹き抜けに伸びる斬新なオブジェをはじめとした質感豊かな内装など、LEXUSが追求するプレミアム感に相応しい空間演出が施されている。まず目に飛び込んでくるのは、12メートルという高さのオブジェ。凛とした強さの中に、スタイリッシュさが感じられる。また、大きな窓ガラスからはたっぷりと光りが入り込み、1日の中で、四季の中で様々な表情をみせてくれるだろう。入って右側にギャラリーが、正面から奥がショールームとなる。
インターナショナルというホスピタリティ
“青山”というロケーションだけあって、外国人に対するサービスが充実しているのが同ギャラリーの特徴だ。「インターナショナルデスク」を設置し、バイリンガルスタッフによるレクサスの商品説明(試乗)はもちろん、日本でのドライビングサポートとして、免許の取得や、日本独自の道路標識の説明、レジャースポットの情報などを提供する。休日は、6か国語(英語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語、ロシア語)に対応できるよう専門のスタッフで出迎えてくれるという。モーターショーなどに出展されたコンセプトカーや世界各国のカタログ、アメリカなどで放映するテレビCMが見られるのもうれしい。また、同ギャラリーではレクサスオリジナルグッズの展示・販売も行なう。キーリング、ポロシャツといったドライビングに欠かせないものから、漆器小箱やテディベアといったアイテムまで幅広くラインナップ。今から次回のコレクションを期待させてくれる。
青山ならではの演出
「自然にレクサスの世界や空間に親しめる環境に配慮した」と語るのは、空間デザインを担当した建築家の棟尾聡。エントランスをはじめとするフロアには、“和”のテイストを盛り込み、レクサスの本物感を表現するために、輸入天然石材(花崗岩とライムストーンの併せ)を採用したという。また、入口を入って正面にあるショールームは、奥に向かって縦長のスペースに4台のクルマを展示するほか、納車式などができるプレゼンテーションルームや、コンサルティングデスク、サービスデスクなどが備わる。特に、コンサルティングデスクでは、4名、6名デスクを用意し、それぞれのニーズに合わせた対応が可能。青山という土地柄、さまざまなリクエストがあるお客様が来店することを見込んでの配慮がうれしい限りである。
都心でうける充実したメンテナンス
また、都心にありながら、他のショールームと同様にサービス工場も完備していることは、同ショールームの特筆すべき点だ。ショールーム地下には、洗車を兼ねた4つのストールと検査ライン1つを添え、点検・整備なども行なうという充実ぶり。購入した後から、本当の付き合いがはじまるといわんばかりのメンテナンス体制がうれしい「レクサスインターナショナルギャラリー青山/レクサス青山」。青山の新しい顔になるだろう同ギャラリーに進化するショールームを垣間見た。
●レクサス インターナショナルギャラリー青山
/レクサス青山
東京都港区北青山2-5-8
営業時間:平日 9:30~18:00(第1月曜日・火曜日定休)
土日祝日:10:00~18:00