日本の工業用SEAL製品のTOP企業、日本バルカー工業が新たなる挑戦をはじめている。製造業という上流事業から、サービス事業の拡大を図っている。それがH&S事業だ。
日本は、高度成長期以来”品質”の世界水準をリードしてきた。しかし、昨今は品質は良くてあたりまえ。世界から見れば、日本企業の品質伝説も縮小しつつある。
日本バルカー工業は、品質=安全、安心、安定の維持というポリシーをベースに上流(製造)事業のみならう下流(サービス)事業の重要性を提案してきた。製品を納めるだけでなく、納品先ユーザの”安全”、”安心”、”安定”の継続を図るべくH&S事業を推進している。H&S事業は、”安全、安心、安定があたりまえ”という視点からその”継続”に老舗日本企業としての誇りをもって躍進している。
明日の日本製造業のあるべき姿に期待する。
※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています