1950年代にリリースされていた伝説と言われるレーシングカー「ジャガー D-Type」。これをモチーフにした、ジャガー史上最もパワフルなモデル「F-Type Project 7」を発表した。
同車は「ル・マン」を制したDタイプの60周年を祝うもので、現代のF-typeにそのスタイルを反映させたもの。ちなみに、プロジェクト7の「7」は、ジャガーがル・マンで勝利した回数を表している。
既にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014でデビューを果たしたFタイプ・プロジェクト7は、ジャガー・ランドローバー社が新たに立ち上げた「スペシャル・オペレーションズ部門 」が開発を担当。顧客の細かい好みに応じたカスタマイズを専門に行う同部門の“初仕事”となるF-type Project 7の限定生産は、目玉ともなるプロジェクトだ。
もちろん、スペシャル・オペレーション・ディビジョンの手により、高いパフォーマンスを発揮できるようデザイン面も含めさまざまな箇所に改良が施されており、ジャガー史上最速(最高速度300km/h)かつ最もパワフルなスポーツカーに仕上がっている。
なお、納車は2015年半ばを予定している。
●JAGUAR F-TYPE Project 7
ボディー:全長4519×全幅1923×全高1277mm
エンジン:5.0ℓ V8スーパーチャージド
最高出力:423 kW(575 PS)/6500rpm
最大トルク:680 Nm/2500-5500 rpm
駆動方式:RD
トランスミッション:8速AT
販売予想価格:22,300,000 円(編集部調べ)
●ジャガーコール TEL0120-050-689
※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています