世界に1台の 「Alfa Romeo TZ3 Stradale」

流れるようなボディーラインは見る者をひと目で虜にする。
流れるようなボディーラインは見る者をひと目で虜にする。

イタリアを代表するカーメーカー「アルファロメオ」の生誕100周年と、ミラノにあるカーボディーのデザインと製作を手掛ける名門「ザガート」の創業90周年を記念した共同開発プロジェクト「TZ3」から生まれた世界限定9台生産の「Alfa Romeo TZ3 Stradale」。

これまでアルファロメオとザガートは優れたレーシングカーやスポーツカーを共同で開発、“ザガート製チューブラーフレーム”を意味する「TZ」シリーズは、高いボディー性能と優れたチューブラーフレームで、多くのモデルが名車として歴史に名を残している。

「Alfa Romeo TZ3 Stradale」は、「TZ」が持つ哲学をゼロからもう一度解釈し、ボディーラインの後端を切り落としたような“コーダトロンカ”デザインが優れた空力性能と車体形状を生み出した。伸びやかで美しいスタイリングと、600馬力を超えるパワーのV型10気筒エンジンは、その存在感とスペックで世界中の注目を集めている。

エンニョ・カパサ氏が手掛けた内装は、上質なアルミと本革の質感が、シンプルながらも高級感を醸し出している。
エンニョ・カパサ氏が手掛けた内装は、上質なアルミと本革の質感が、シンプルながらも高級感を醸し出している。
ボディーラインの後端を切り落としたような“コーダトロンカ”デザインが特徴的な後ろ姿。
ボディーラインの後端を切り落としたような“コーダトロンカ”デザインが特徴的な後ろ姿。

そして、もう一つのニュースが世界限定生産9台というプレミアムさに加え、生産第2号車のみ、さらなる特別仕様に仕上げていることである。今回、その特別仕様車は、ミラノを本拠地とするファッションブランド「コスチューム・ナショナル」デザイナーのエンニョ・カパサ氏が内装を担当、アルファロメオの伝統とコスチューム・ナショナルの上質なシンプルさを融合した独自のデザインで、アルミ削りだしのワンオフパーツや、本革の使用で高級感を演出した美しいインテリアは、従来のTZシリーズからより昇華したモデルとなっている。

※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

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