ラグジュアリーSUVは世界的なトレンドという。レクサスが日本発売を開始した新型LX570は、SUVファンに待ち望まれていた一台だ。LX570の特徴を一言で言うと、全てがあること。
534Nmのトルクを持つV8、5.7リットル エンジンを搭載。燃費効率とトルク伝達に優れる8段オートマチック変速機を介して、4輪を駆動する。オフロード性能も、北米や中近東など多様な路面を持つ国で、多くのファンからお墨付きを得ている。
アクセルやブレーキを操作することなくハンドル操作のみで極低速走行が可能な「クロールコントロール」や、モードセレクターで、岩場や泥濘(ぬかるみ)路など路面を選ぶと、駆動力やブレーキを最適制御してくれる「マルチテレインセレクト」も便利だ。
オンロードでの楽しさも追求されている。エコやコンフォートからスポーツ エスプラスまで走行モード(出力、サスペンション設定、空調の組み合わせ)を切り替えられる「ドライブモードセレクト」が用意された。サスペンションは硬さを電子制御でき、エンジンを切ると車高を下げて乗降性に配慮する乗降モードを初めて採用。
歩行者も検知する「プリクラッシュセーフティシステム」、車線逸脱の可能性を知らせる「レーンディパーチャーアラート」、全車速追従機能付「レーダークルーズコントロール」など安全装備も豊富だ。頼りになる。
何もかも備えた、新世代のレクサスのフラッグシップSUVがLX570なのである。
●LEXUS LX570
ボディー:全長5065×全幅1980×全高1910mm
エンジン:5.7リットル V型8気筒DOHC
最高出力:277kW(377ps)/ 5600rpm
最大トルク:534Nm(54.5kgf・m)/ 3200rpm
駆動方式:AWD
トランスミッション:8速AT
価格:11,000,000円(オプションは含まず)
※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています