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ショーファードリブンSUV ベントレー

セレブリティー御用達ブランドの筆頭ベントレー。ミュルザンヌを頂点に世界中で彼らに愛されている。そのベントレーに新たなモデルが加わった。流行のSUVだ。果たしてその中身はどんなものなのだろう。日本上陸より一足早く試乗したレポートをお届けする。

Text Tatsuya Kushima

セレブリティー御用達ブランドの筆頭ベントレー。ミュルザンヌを頂点に世界中で彼らに愛されている。そのベントレーに新たなモデルが加わった。流行のSUVだ。果たしてその中身はどんなものなのだろう。日本上陸より一足早く試乗したレポートをお届けする。

昨今ラインアップを充実し、販売を伸ばしているベントレー。アメリカ、中東、中国、ヨーロッパの順に高い支持を得ている。

先日もビバリーヒルズの有名なステーキハウスに足を運ぶと、ショーファードリブンのミュルザンヌで乗り付けるセレブリティーを数組見た。その姿はまさに映画のワンシーンのようである。

BENTLEY BENTAYGA

そんなベントレーのニューフェースがベンテイガだ。マーケットニーズを鑑み、ついにリリースされた。

そのステアリングを握ったのはカリフォルニアの高級リゾート、パームスプリングス。そこのリッツ・カールトンを起点に国際試乗会は行われた。一言でいって存在感はものすごい。写真で拝んでいたが、実車の迫力は想像以上。押し出しの強さはセレブリティーの新たなパートナーになる素質を感じさせる。

驚いたのは今回オフロードコースが用意されていた点。当然といえばそうだが、彼らはSUVとしてのパフォーマンスを世界のメディアに体験させた。ベントレーがこんな所を? というコースを余裕で駆ける。

そしてそのあとはお得意のサーキット走行。この巨大なボディーを軽々と加速させ、思い通りにコントロールさせる技術は、さすがとしかいいようがない。基本設計のよさと高度な電子デバイスは超一流だ。

思ったのは自分で運転する楽しさもあるが、ショーファードリブンとしての魅力。インテリアの豪華さはこの上なし。こうなるとビバリーヒルズで見かける日も近そうだ。

BENTLEY BENTAYGA
ボディー:全長5141×全幅1998×全高1742mm
エンジン:6リットル W型12気筒ツインターボTSI
最高出力:447kW(608ps)/5250~6000rpm
最大トルク:900Nm(91.8kgf-m)/1250~4500rpm
駆動方式:AWD
トランスミッション:8速AT
価格:26,950,000円

●ベントレーコール
TEL 0120-97-7797

※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。