CAR

五感を解放する走り

デザインと走行性能を追求したレクサスLCでスポーティーなドライブを楽しむ。

Photo Masahiro Goda Text Rie Nakajima

デザインと走行性能を追求したレクサスLCでスポーティーなドライブを楽しむ。

中伊豆ワイナリーシャトーT.Sとレクサス
一路、中伊豆ワイナリーシャトーT.Sへ。“雨のトンネル”を抜けるようにレクサスは疾駆する。2ヘクタールから出発したぶどう畑が、今や10ヘクタールにまで広がっている。この畑で栽培したぶどうで造る日本ワインの製造工場やコレクションセラー、ぶどう畑を見学できるほか、もちろんテイスティングや購入も可能だ。

デザインと走行性能を追求したレクサスの新モデル

カンカン照りの青空から突如、どしゃぶりの雨、落雷、そしてまた晴天……。伊豆修善寺を訪れた日、目まぐるしく変わる空模様を眺めながら、修善寺温泉街から少し足を延ばしてレクサスとともに中伊豆ワイナリーシャトーT.Sまでドライブに出掛けた。ソフトトップの心地よい雨音を聴きながら、LC500コンバーチブルの快適さを改めて思う。どんな天候でも自然とつながるスポーティーなドライブは存分に楽しめた。

LCは、「独創的なデザインや優れた走行性能」を追求したレクサスのフラッグシップモデル。そのコンバーチブルは、後方にかけて滑らかに厚みと張り出しを増すエレガントなフォルム、インテリアまでエクステリアの一部と考えた統一感のあるデザインで、ひと目で心を引きつける。ソフトトップが採用された理由は、軽量さと、コンパクトな収納を実現するため、そして常にコンバーチブルであることの誇りを表現するため。無駄のない、流れるようなルーフの開閉操作にも、製造者の飽くなきこだわりが感じられる。

  • 虎渓橋を快走するレクサス 虎渓橋を快走するレクサス
    桂川に架かる朱色の橋の一つ、虎渓橋を快走するレクサス。オレンジのボディが欄干の朱と調和しながら、背景の山の緑に溶け込んでゆく。
  • 修禅寺とレクサス 修禅寺とレクサス
    レクサスの後ろに見える修禅寺は、室町時代、1489年に曹洞宗に改宗された。開創当初470年間は真言宗として、その後の鎌倉時代には臨済宗として栄えた。水屋の清めの水は温泉だ。
  • 伊豆修善寺温 柳生の庄とレクサス 伊豆修善寺温 柳生の庄とレクサス
    風が暖簾を揺らす、その向こうにレクサス見参。伊豆修善寺温 柳生の庄の客室は、日本の伝統美を受け継ぐ数寄屋造りを生かした、表情の異なる全15室。地元食材を生かした料理と季節を写す庭、心身を癒やす露天風呂、そして館内を彩る美術品……豊かな夜が始まる。
  • 虎渓橋を快走するレクサス
  • 修禅寺とレクサス
  • 伊豆修善寺温 柳生の庄とレクサス

プロレーシングドライバーの三浦健光氏は、このクルマに試乗した感覚をこう語っている。

「走り出しの滑らかさ、すべてのパーツが連動したスムーズな動きの気持ちよさはレクサスならでは。カーブでは丁寧に向きを変えながらも一切の遅れがありません。そして加速すると、重力がドンと体に響き、V8エンジンのサウンドを聴きながらクルマと一体になれるのです」

修禅寺温泉街に戻り、町の中心に位置する修禅寺へ参拝した後は、竹林の静寂の中に立つ宿、伊豆修善寺温 柳生の庄に到着だ。温泉で心身を癒やし、ゆったりとくつろぐながら今日のドライブを振り返る。五感をクルマとともに研ぎ澄まし解放する……そんな至上の体験が、旅をより深く、快いものにしてくれた。

●レクサス インフォメーションデスク
TEL 0800-500-5577

※『Nile’s NILE』2020年10月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。