究極のラグジュアリー

贅を尽くしたインテリアにプライベートバルコニー付きのオールスイート。寄港地観光や高級ワインなども含むオールインクルーシブクルーズで、極上の体験と心躍る船旅を満喫したい。

Text Mayumi Sakamoto

贅を尽くしたインテリアにプライベートバルコニー付きのオールスイート。寄港地観光や高級ワインなども含むオールインクルーシブクルーズで、極上の体験と心躍る船旅を満喫したい。

リージェント セブンシーズクルーズ
2016年就航の「セブンシーズ・エクスプローラー」は、乗客定員750名に対し乗組員は542名。パーソナルなサービスが提供される。

フロリダ州マイアミに本社を置く「リージェント セブンシーズクルーズ」は、世界最高峰のクルーズラインと称される。その理由は、最新の設備と最上級のサービスにある。客室はほとんどがバルコニー付きのスイートルームで、高級なアメニティーを配し、贅を尽くしたインテリアに包まれている。そして、寄港地観光や高級ワインなどのアルコール、チップまでも含んだ真のオールインクルーシブ。ゲスト1名に対し、約1.5名のスタッフが配されるというパーソナルなサービスにも、ラグジュアリーの神髄が宿っている。

クルーズのハイライトともいえる食事は、朝食からディナーまで利用できるメインダイニングに、趣向を凝らしたスペシャリティーレストランまで用意され、原則バーも含めて飲食は無料だ。モダンなアレンジを加えた伝統的なフレンチに、イタリアン、アメリカンクラシックを追求するステーキハウス、そしてアジア料理などから選択できる。これらの美食はウェイターやソムリエによる行き届いたサービスやダイニングのインテリアと調和し、贅沢な時間を演出する。さらに正装は不要で気楽に参加できることも初めて利用する人にとってはうれしいポイントだ。

アクティビティーやエンターテインメントを選んでアクティブに過ごすのもよし、プールデッキでの読書やスパでのトリートメントでゆったりするのもよし。広々としたスペースが確保された船内は、厳選した美術品が飾られ、エレガントな雰囲気に満ちている。優秀な客室係やバトラーがゲストの要望通りに客室を整え、まるで我が家のようなくつろぎを感じられる。ゲスト一人ひとりに寄り添ったきめ細かいパーソナルサービスも魅力のひとつだ。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。