瀬良垣の「元気になるホテル」

「元気になるホテル」をコンセプトに、昨夏にオープンしたハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄。美しい海に囲まれた瀬良垣島と、沖縄本島が1本の橋でつながり一つのリゾートを構成する「島がまるごとホテル」というユニークなロケーションが特徴だ。この瀬良垣島を舞台に、好奇心を駆り立てるさまざまなコンテンツを用意する。

「元気になるホテル」をコンセプトに、昨夏にオープンしたハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄。美しい海に囲まれた瀬良垣島と、沖縄本島が1本の橋でつながり一つのリゾートを構成する「島がまるごとホテル」というユニークなロケーションが特徴だ。この瀬良垣島を舞台に、好奇心を駆り立てるさまざまなコンテンツを用意する。

格子越しに木漏れ日のような影が差す端正なロビー
格子越しに木漏れ日のような影が差す端正なロビー。8mの高い天井に、外の自然と屋内がシームレスにつながれた開放的なデザイン。

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄の中で、重視しているコンテンツが食だ。その核となる、レストラン「シラカチ・炉端」で提供される「琉球炉端 by Kanda」は、元麻布「かんだ」の三つ星料理人、神田裕行さんが料理顧問・プロデューサーとして監修した沖縄色あふれるメニューだ。

例えば、海ブドウでもポン酢で食べる定番ではなく、沖縄の葉野菜・ハンダマと合わせて上品な胡麻ゼリー和(あ)えに。ゴーヤのほろ苦さにはセロリの食感と梅の酸味を組み合わせ、新たなおいしさを引き出している。沖縄の食材や食文化を尊重しつつ、神田流のエッセンスを加えた絶品料理が、忘れられない旅の記憶となる。

  • 「シラカチ・炉端」の料理顧問・プロデューサーに就任した神田裕行さん(中央)。同店の宮城進スーシェフを中心に神田さん渾身のレシピで料理を作る。 「シラカチ・炉端」の料理顧問・プロデューサーに就任した神田裕行さん(中央)。同店の宮城進スーシェフを中心に神田さん渾身のレシピで料理を作る。
    「シラカチ・炉端」の料理顧問・プロデューサーに就任した神田裕行さん(中央)。同店の宮城進スーシェフを中心に神田さん渾身のレシピで料理を作る。
  • おそうざいの盛り合わせ。人参とパクチーのしりしりサラダ、ゴーヤとセロリの梅和え、海ブドウとハンダマの胡麻ゼリー和えなど。内容は季節によって変わる。 おそうざいの盛り合わせ。人参とパクチーのしりしりサラダ、ゴーヤとセロリの梅和え、海ブドウとハンダマの胡麻ゼリー和えなど。内容は季節によって変わる。
    おそうざいの盛り合わせ。人参とパクチーのしりしりサラダ、ゴーヤとセロリの梅和え、海ブドウとハンダマの胡麻ゼリー和えなど。内容は季節によって変わる。
  • 「シラカチ・炉端」の料理顧問・プロデューサーに就任した神田裕行さん(中央)。同店の宮城進スーシェフを中心に神田さん渾身のレシピで料理を作る。
  • おそうざいの盛り合わせ。人参とパクチーのしりしりサラダ、ゴーヤとセロリの梅和え、海ブドウとハンダマの胡麻ゼリー和えなど。内容は季節によって変わる。

今年4月には、広島県の自身の店でミシュラン一つ星を獲得した大東太(おおとうふとし)さんが鮨料理長を務める「シラカチ・鮨」もオープン。東京の豊洲市場から直送される旬の食材に加え、那覇の泊漁港から仕入れたマグロや車海老などを用いた鮨や料理は、神田さんもおいしいと太鼓判。その他、海や自然を楽しみたい人のために、多彩なアクティビティープログラムも用意している。ぜひ連泊して、ここにしかない理想の休日を満喫したい。

●沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1108
TEL 098-960-4321

※『Nile’s NILE』2019年5月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。