新しいLUXURYへの 挑戦 THE ROYAL GOLF CLUB

3月に誕生した「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」は、日本が誇る世界基準のゴルフ場となるべく、クラブハウスや施設にも最高の空間とホスピタリティーを提供する唯一無二のゴルフクラブだ。チャレンジ精神をかき立てる全長8143ヤードの日本最長のコースとともに、他にはない、心身が喜ぶゴルフライフを楽しみたい。

Photo TONY TANIUCHI Text Rie Nakajima

3月に誕生した「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」は、日本が誇る世界基準のゴルフ場となるべく、クラブハウスや施設にも最高の空間とホスピタリティーを提供する唯一無二のゴルフクラブだ。チャレンジ精神をかき立てる全長8143ヤードの日本最長のコースとともに、他にはない、心身が喜ぶゴルフライフを楽しみたい。

クラブハウスのロビー
クラブハウスのロビー。床の寄せ木張りを始め、天然木や石、和紙のランプなど素材にこだわったしつらえ。古木の格子や木のオブジェが印象的な唯一無二の雰囲気を持つ。

せっかく時間をとってゴルフに行くのならば、思い切り楽しみたい。そんな思いを、誰もが抱いているのではないだろうか。3月25日に茨城県鉾田市にオープンした「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」は、日本最長となる全長8143ヤードの戦略的なコースの魅力に加えて、多くのゴルファーがまだ体験したことのない贅沢なクラブライフを送れる、日本に二つとないゴルフクラブである。

プロジェクトの中心人物である日本カバヤ・オハヨーホールディングスの代表取締役社長、野津基弘(のづもとひろ)氏が目指したのは、「世界のトップ10に名を連ねるゴルフクラブ」を作ること。2020年の東京オリンピックも視野に、ゴルフはもちろん、その他のスポーツにおいても活躍するアスリートを輩出する場であることが目標とされている。そして、ゴルフを愛するすべての人に「世界基準のコース」を提供するとともに、尊敬できる人々が集う、最高のクラブライフを楽しんでもらうこと――。この願いを実現するために、各分野からトップクラスの人材を集結させた。

9番ホール
9番ホールの左サイドには、ビーチバンカーのある大きな池が配されている。このラグーンのような美しい池の先には、特徴的な円形のクラブハウスが存在感を放っている。

クラブハウスやレストラン、バー、ホテルなどの施設の内装は、国内外の一流ホテルやレストランを手掛けるスーパーポテトの杉本貴志氏が担当している。延べ面積4000㎡という超大型のクラブハウスは、長く愛され続けることをテーマに、素材選びに注力。ロビーの床一面の寄せ木張りを筆頭に、家具はもちろん、床や壁、天井、柱に至るまで、本物の木材や石、土壁を使用した、自然の風合いが感じられる空間だ。壁一面がガラス張りのダイニングでは、パノラマのように広がるコースの風景も“ごちそう”となる。

クラブハウスのバー
クラブハウスのバーからは、9番ホール方面に沈む夕日を眺めることができる。ラグーンのような大きな池に雄大に映し出される、四季折々の景色をここから眺めるのもいい。

 クラブハウス1階の広々としたロッカールームには、浴室やゆったりとくつろげるソファやイスのほか、女性には個室のシャワールームやパウダールームを設けるなど、女性へのもてなしにもこだわりが感じられる。そして、クラブハウスの3階には、家族やパートナーにとっても最良の環境となる、木のぬくもりが感じられる上質なホテル施設を用意。ここで過ごす時間のすべてが特別なものとなるよう、もてなしの精神がどこをとっても行き届いている。こうした快い体験は、日頃、忙しくしている人にこそふさわしいのだろう。

古木の格子をアクセントにしたコーナーデラックスツインルーム
クラブハウスの3階は4タイプ15室を備えるホテルに。古木の格子をアクセントにしたコーナーデラックスツインルーム。深い眠りを提供するシモンズのベッドを導入した。

コース設計を手掛けたのは、日本ゴルフツアー機構でコースアドバイザーを務め、日本の著名なトーナメントコースの数々を手掛けたゴルフ場設計家の長渡譽一(ながとよいち)氏。「世界基準のコース」というテーマに対し、長渡氏が見いだした答えは〝未来を見据えたコース〟だ。

今後、ルールが洗練され、人々の技術や体力が向上し、さらにギアが進化し続けても、すべての変化を超越してゴルファーを魅了し続けるコース。それは、「プロにもアマにも等しく厳しいコース」でありながら、修練とチャレンジ精神によって克服できる、ゴルフの楽しさ、挑戦することの喜びを最大限に実感できる舞台だ。

和紙のランプなどインテリア
本物の木材を贅沢に使っているクラブハウスでは、その風合いを感じられるよう和紙のランプなどインテリアの多くは特注品だ。

全長が日本一であっても、それぞれのホールには、五つ以上のティーグラウンドが設けられているため、アマチュアでも十分に満喫できる。さらに、長渡氏が追求したのは、思い切り振り抜く“陽のホール”と、戦略を練る“陰のホール”のバランス。「ゴルフというのは技術や体力で劣っても、心の準備をしておくだけで、その後の展開が変わります」と語る長渡氏が、すべてのゴルファーにゴルフの魅力と奥深さを提案する、氏の設計家人生の集大成といえるコースである。

長渡氏は木や花、芝といった植物にも造詣(ぞうけい)が深く、例えばサルスベリを17番ホールに集めるなどして、各ホールに“色”を持たせた。桜、ヤシ、彼岸花といった四季折々に楽しめる植物を配し、人の手と自然によって見事な景観が生み出されるのも「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」のもてなしの一つだ。

  • 体の疲れをゆっくりとほぐせる男性用の浴室 体の疲れをゆっくりとほぐせる男性用の浴室
    体の疲れをゆっくりとほぐせる男性用の浴室。女性用には浴室のほか、個室のシャワールームやパウダールームも用意されている
  • ダイニングルーム ダイニングルーム
    モーニング、ランチ、ディナーと食事を楽しめるダイニングルーム。ラグジュアリー感のある中にもリラックスした雰囲気が漂う。
  • 体の疲れをゆっくりとほぐせる男性用の浴室
  • ダイニングルーム

クラブ内には、JOC(日本オリンピック委員会)強化スタッフを務めるスポーツトレーナー、廣戸聡一(ひろとそういち)氏による、独自の理論に基づいた最先端のトレーニングが受けられる「廣戸道場」も開設される。ゴルファーの能力を引き出すだけでなく、長い間ゴルフを楽しめる身体も手に入れることができる道場だ。

レセプション
長い一枚板を贅沢にインテリアとしてしつらえているレセプション。

 至高のコースと、至高の施設。世界に誇る、ジャパンプライドの結晶といえる「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」は、ここに集う多くの人にとってエキサイティングな“世界基準”を示してくれることだろう。まさに日本の最高峰といえるゴルフクラブで、明日への力となる、極上のゴルフライフを満喫してもらいたい。

●ザ・ロイヤル ゴルフクラブ
茨城県鉾田市大蔵200 TEL0291-39-7511

※『Nile’s NILE』2017年6月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
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