究極のホームサウナ

これまでのプライベートサウナにないラグジュアリーな空間で、凝り固まった心も体も解き放たれる。自宅で気軽に「ととのう毎日」を。

Photo Masahiro Goda Text Mayumi Sakamoto

これまでのプライベートサウナにないラグジュアリーな空間で、凝り固まった心も体も解き放たれる。自宅で気軽に「ととのう毎日」を。

SAUNAGE HOME
ガラス面を大きく取ることで開放感を実現した「SAUNAGE HOME」。内装には国産ヒノキを使用し、その香りにはリラックス効果も期待できる。バスルームや洗面台などの水回りまでトータルで提案し、より快適にサウナを楽しめる空間を実現してくれる。本体価格 2,200,000円(施工費別途)。

サウナがブームである。
少し前までは、閉じた熱い空間でじっと我慢する男性のイメージがあったが、最近は女性の愛好家も増え、都心にもしゃれたサウナが続々とオープン。サウナで心地良くなることを表現する「ととのう」という言葉も、一般的になったのではないだろうか。

昨年12月に発売されたプライベートサウナ「SAUNAGE(サウナージュ)」は、サウナトータルプロデューサーとして活躍する笹野美紀恵氏を監修に迎え、多彩なサウナを手掛ける秀建グループが製作・販売。戸建てやマンションなどの一般住宅用「SAUNAGE HOME」と、ホテルや温浴施設、ジムなどの商業施設用「SAUNAGE PRO」の2タイプを展開する。

「サウナはリラックスする場所」という笹野氏の思いのもと、秀建グループの技術力により実現したプライベートサウナ。目を引くのは、ガラス張りの外観と、内装に施したヒノキ特有の美しい色合い。そこにあるだけでラグジュアリーな雰囲気を醸し出すデザインも魅力だ。

SAUNAGE PRO
ホテルや温浴施設、ジムなど商業施設向けに展開する「SAUNAGE PRO」。消防法・建築基準法など、導入に必要な各種基準をクリアし、各種申請などのサポートも行っている。

「SAUNAGE HOMEは組み立て式なので、電気さえあればどこにでも設置可能です。引っ越すことになっても、家具や家電のような感覚で持っていくことができます」と語るのは、秀建代表取締役の野原秀行氏。サイズやレイアウトが異なる4タイプを用意しているが、スペースに応じたカスタマイズも可能だ。発売以来、戸建ての新築やマンンションのリノベーションなど、さまざまな問い合わせがきているという。

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ラグジュアリーとは何か?

ラグジュアリーとは何か?

それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。