進化し続けるドイツ製家電

確かな品質とミニマルなデザインで世界各国の人々を魅了するビルトイン調理器具ブランド、ガゲナウ。ドイツ本国での発売を経て、IHクックトップ専用の「シーリング ベンチレーション」が日本初上陸した。

Text Kiyo Sato

確かな品質とミニマルなデザインで世界各国の人々を魅了するビルトイン調理器具ブランド、ガゲナウ。ドイツ本国での発売を経て、IHクックトップ専用の「シーリング ベンチレーション」が日本初上陸した。

シーリング ベンチレーションAC270101
日本初上陸したIHクックトップ専用の「シーリング ベンチレーションAC270101」。リモコン一つで昇降操作が可能なこれまでにないアイテムだ。多量の煙などに対応する天井換気扇などの補助装置の設置が必要。

今や住まいの主流となっているオープンキッチン。リビングやダイニングとつながる開放的なキッチンには、機能性はもとよりデザイン性にもこだわった調理家電を選びたい。そうした中で、世界各国から高い支持を集め、日本国内でも年々愛用者が増えているのが、ビルトイン調理器具メーカー、ガゲナウの製品だ。

1683年に南ドイツで創業したガゲナウは、“暮らしを快適に豊かにする”をコンセプトに、創業以来培ってきた高度な職人技と最先端技術を融合し、世界トップレベルの性能を備えた調理器具を展開している。現在そのラインアップは、クックトップ、オーブン、レンジフード、食器洗浄機、冷凍・冷蔵庫などさまざまなアイテムがそろう。そのどれもが現代の暮らしにとって、欠かすことのできないものばかりだ。

今年日本に初上陸したのが、IHクックトップ専用の「シーリングベンチレーション」。特筆すべきは、ヨーロッパで一般的な室内循環方式を採用し、通常のレンジフードのように排気ダクト工事を要さず、どこにでも設置が可能なこと。制約を受けがちなキッチンのレイアウトの自由度を格段に広げてくれる。

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ラグジュアリーとは何か?

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それを問い直すことが、今、時代と向き合うことと同義語になってきました。今、地球規模での価値観の変容が進んでいます。
サステナブル、SDGs、ESG……これらのタームが、生活の中に自然と溶け込みつつあります。持続可能な社会への意識を高めることが、個人にも、社会全体にも求められ、既に多くのブランドや企業が、こうしたスタンスを取り始めています。「NILE PORT」では、先進的な意識を持ったブランドや読者と価値観をシェアしながら、今という時代におけるラグジュアリーを捉え直し、再提示したいと考えています。