ブラチナケースの「5822P」は、6件の技術特許が出願された新開発ムーブメントCal.240 PS CI J LUを搭載する。パテック フィリップが大型日付を導入したのは、これが初めてのこと。10の位と1の位のディスクとを同一平面上に配したコプレナー・ディスクを採用し、午前0時になった瞬間、わずか18ミリ秒で日付のみならず、7時位置の曜日とムーンフェイズも同時に切り替わる。この瞬時送り式機構にも、メゾンのプライドがうかがえる。パテック フィリップのプラチナモデルではケースの6時位置にダイヤモンドがセットされることが知られているが、今回初めてバゲットカットダイヤモンドがあしらわれたことも特筆したい。
オーセンティックさの一方、革新性で時計界をリードしてきたパテック フィリップ。カジュアル・エレガンスを新たに解釈した「Cubitus」が、またしてもタイムピースの新時代の幕を開こうとしている。
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